ザ・クリスマス天国
ザ・クリスマス天国
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01
ジングル・ベル・マンボ / 雪村 いづみビクター・オール・スターズ
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02
赤鼻のトナカイ / 奥田 宗宏とブルースカイ/ボンゴ:中島 安則
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03
ジングルベル / 橋 幸夫
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04
サンタクロースがやってくる / 和田 弘とマヒナスターズ
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05
ジングルベル / 吉永 小百合
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06
アデステ・フィデレス / 奥田 宗宏とブルースカイ/クラリネット:鈴木 章治
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07
ジングルベル / 中尾 ミエ/薗田 憲一 と デキシー・キングス
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08
クリスマス・ポルカ / 奥田 宗宏とブルースカイ/琴:米川 敏子
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09
ホワイト・クリスマス / 和田 弘とマヒナスターズ
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10
ジングルベル / 奥田 宗宏とブルースカイコーラス:伊藤 素道 と リリオ・リズム・エアーズ
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11
クリスマスパーティー(メドレー) / ビクター・オーケストラ
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12
ジングルベル / 和田 弘とマヒナスターズ
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13
ハワイアン・クリスマス(メレ・カリキマカ) / 和田 弘とマヒナスターズ
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14
ジングル・ベル / 雪村 いづみ
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15
ホワイト・クリスマス / 奥田 宗宏とブルースカイ/トランペット:松本 文男
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16
きよしこのよる / 吉永 小百合
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17
サンタクロースがやってくる / 奥田 宗宏とブルースカイ
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18
サンタクロース / 佐々川 浩子
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19
サンタクロ-ス・アイ・アム・橇 {橇=ソーリ} / トニー 谷
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20
ブルー・クリスマス / 雪村 いづみ
サンタの家やツリー、チョコのプレートなどで埋め尽くされたバタークリームのデコレーションケーキ。山盛りの鳥の唐揚げ、つけ鼻がついためがねのおもちゃをかけるおとうさんに、三角帽子のボク。居間のこたつの横には、赤や青にチカチカ光るクリスマスツリー。家族団らん、憩いのクリスマスは呼べと戻れぬいにしえの幻か。いつのまにかクリスマスが、宗教的儀式どころか、外にくり出してバカ騒ぎする日にかわってしまったニッポン。誰といっしょなのかも定かでないのに、1年前から赤坂界隈のホテルを予約するという嘆かわしい悪しき風習が生まれて早十数年。クリスマスって、本当はどういう日なのか知ってますか?サンタクロースって、クリスマスイブにどこのうちにも高額なプレゼント持ってやって来るんだと信じている人はいませんか。だいたいクリスマスイブの夜に、何件もはしごして外で飲み歩けるというのは世界中広しといえどもニッポンぐらいでありましょう。そうなんです、気がついたら遅かったというくらい、ニッポンのクリスマスはかなりヘンです。クリスマスにチキンを食べるというのも、実はニッポンだけ。そしてメジャーなはずのクリスマスケーキというのも、これまたやっぱりニッポン独自の習慣だったりするわけです。
まあ、おかしいことは少しずつでもなおしていければよいと思うのですが、一度カラダに染みついてしまったことはなかなかなおりませんね。ならば、サンタクロースのこの私が、本当のクリスマスとはなんぞやと語ろうとしたところで、聴く耳持っている人はいないでしょう。パラダイス山元ってなんでサンタクロースなの?ただのでぶだから!とか言われてしまいそうですから、この話はまたいつか機会があったらにしましょう。どうしても知りたい方は http://www.santaclaus.jp へお越し下さい。
さてさて、公認サンタクロースになってしまった私は、解散した東京パノラママンボボーイズを懐かしむでもなく、幼少の頃の幸せなクリスマス体験のルーツを、ある日レコード会社の倉庫で見つけてしまいました。ああ、もしかしたらこの歌声、このメロディーがあの日、我が家で聴いていたのと同じものかもしれないと。金華山模様のソファにピアノとステレオが置かれている、普段はなぜかそこに立ち入ることが許されなかった、家の中でいちばん陽当たりのいい応接間で、クリスマス会をやったことを、たったイマ思い出しました。社交ダンス用のレコードを、家族の誰ひとりとして踊るわけでもないのにイージーリスニング音楽として鑑賞していましたっけ。そういえば白黒のテレビでは、トニー谷が「あなたのお名前なんてぇ~の?」と、そろばんをかき鳴らしながら出場者とコール&レスポンスする「アベック歌合戦」をやっていました。ここに今甦る、昭和のクリスマスソング全20曲!どうぞ、何度でも繰り返してお楽しみ下さい!
グリーンランド国際サンタクロース協会 公認サンタクロース
パラダイス山元