作品詳細

フランク、ジャズを歌う

FRANK NAGAI Sings Jazz and Popular Standards

2009.03.25

アルバム / VICL-63274〜5

\3,990(税込) / \3,800(税抜)

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Victor

メモリーズ・オブ・ユー・・・ 「魅惑の低音」が炸裂する
“ジャズ・シンガー”フランク永井のベスト・アルバム!!

戦後、進駐軍まわりのジャズ歌手として、そのキャリアをスタートさせたフランクの定評あるジャズ&ポピュラー・ソングの名唱ばかりを集めた特別追悼作品。1955年発売のデビュー曲「恋人よ我に帰れ」から30年の歩みを、スタンダード・ナンバーで振り返る決定盤!

#1

01

恋人よ我に帰れ

LOVER COME BACK TO ME
02

グッド・ナイト・スイートハート

GOOD NIGHT SWEETHEART
03

ばらの刺青

THE ROSE TATTOO
04

16トン(シクスティーン・トン) 

AUDIOをWindows Media Playerで試聴

Sixteen Tons
05

悲恋のワルツ

I DON'T WANT TO BE HURT ANYMORE
06

戦場の恋

MY HEART BELONGS TO YOU
07

夜のストレンジャー

STRRANGER IN THE NIGHT
08

ゴッド・ファーザー

SPEAK SOFTLY LOVE [THE GODFATHER]
09

セプテンバー・ソング

SEPTEMBER SONG
10

二人でお茶を

TEA FOR TWO
11

ユー・ビロング・トゥ・ミー

YOU BELONG TO ME
12

ドリーム

DREAM
13

テネシー・ワルツ

TENNESSEE WALTZ
14

ハーバー・ライツ

HARBOUR LIGHTS
15

ビコーズ・オブ・ユー

BECAUSE OF YOU
16

フォー・センチメンタル・リーズンズ

FOR SENTIMENTAL REASONS
17

ムーン・リバー

MOON RIVER
18

酒とバラの日々

THE DAYS OF WINE AND ROSES
19

いそしぎ

THE SHADOW OF YOUR SMILE
20

ある愛の詩

WHERE DO I BEGIN LOVE STORY
21

テイク・マイ・ハート

TAKE MY HEART
22

イッツ・ビーン・ア・ロング・ロング・タイム

IT'S BEEN A LONG,LONG TIME
23

センチメンタル・ジャーニー

SENTIMENTAL JOURNEY
24

ファイブ・ミニッツ・モア

FIVE MINUTES MORE
25

(ポピュラー・メドレー)プリテンド〜トゥー・ヤング〜エニータイム〜愛の讃歌〜慕情

POPULAR MEDLEY: Pretend, Too Young, Any Time, If You Love Me, Love Is A Many Splendored Thing

#2

01

君恋し

KIMI KOISHI
02

オール・オブ・ミー

ALL OF ME
03

ラブ・レター

LOVE LETTERS
04

ファイブ・ミニッツ・モア

FIVE MINUTES MORE
05

時のたつまま

AS TIME GOES BY
06

夕日に赤い帆

RED SAILS IN THE SUNSET
07

明るい表通りで

ON THE SUNNY SIDE OF THE STREET
08

ワンス・イン・ナ・ホワイル

ONCE IN A WHILE
09

アイ・ドント・ノウ・ホワイ

I DON'T KNOW WHY
10

国境の南

SOUTH OF THE BORDER
11

恋の気分で

I'M IN THE MOOD FOR LOVE
12

わが心はむせび泣く

MY HEART CRIES FOR YOU
13

嘆きのワルツ

LET ME GO, LOVER
14

フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン

FLY ME TO THE MOON
15

チェンジング・パートナー

CHANGING PARTNERS
16

アイ・ワンダー・フーズ・キッシング・ハー・ナウ

I WONDER WHO'S KISSING HER NOW
17

ラモーナ

RAMONA
18

アンサー・ミー・マイ・ラブ

ANSWER ME MY LOVE
19

ムーラン・ルージュの歌

THE SONG FROM MOULIN ROUGE
20

恋人と呼ばせて

LET ME CALL YOU SWEETHEART
21

テンダリー

TENDERLY
22

ヴァイヤ・コン・ディオス

VAYA CON DIOS
23

嘘は罪

IT'S A SIN TO TELL A LIE
24

枯葉

AUTUMN LEAVES
25

夜と昼の間(いつの日か君に)

WHERE THE BLUE OF THE NIGHT MEETS THE GOLD OF THE DAY

CD1(21)〜(25)、CD2(24)(25):ライブ録音

<演奏>
ニニ・ロッソ(tp): CD2(1)
ジョージ川口(ds), 秋満義孝(p), 横内章次(g), 稲葉国光(b), 松崎龍生(vib), 鈴木章治(cl), 与田輝雄(ts), 福原 彰(tp), 西村キジ(tb): CD2(2)(3)(7)(8)(9)(11)
前田憲男とミッドナイト・サウンズ CD2(4)(5)(6)(10)


「不世出の名歌手が、生涯、愛し憧憬した世界を歌った作品集」

  解説:高橋正人(ライナーノーツより抜粋)

 昭和30年代の歌謡界を、名作曲家、吉田正とともに歩み、都会調の歌謡曲という全く新しいジャンルを作り上げた不世出の名シンガー、フランク永井。彼が、昭和60年(1985年)にアクシデントに見舞われるまで、その歌声はブラウン管から消えることなく、決して、アウト・オブ・デイトになることはなかった。
 昭和30年代に全盛期を迎えた人気歌手たち、そのすべてがその輝きを失ってしまった昭和50年代の後半、フランク永井の歌は、世代を超えて、私たちに大人の完成された歌の素晴らしさを教えてくれたものだ。そう、いぶし銀の魅力を、朝からゴールデン・タイム、そして、プライム・タイムから深夜番組へと披露し続けたのは彼だけだった。(中略)あの頃、テレビ番組の中のフランクは、いつもジャズの話をしていた。デビューから20数年を経て、彼は本当に好きな歌を好きなときに歌いたかったのかも知れないし、視聴者にも、そんな彼を待っていた、あるいは共有したいという雰囲気があったのかも知れない。
 そのソフィスティケートでスマートネスな魅力・・・タキシード、銀座、そして、ジャズ。彼の歌のベースには、いつもいつも洋楽があった。「夜霧に消えたチャコ」のような渡久地政信の演歌を歌っても、彼のフレージングには、やはり彼が大好きだったビング・クロスビーからのインスパイアを感じる。「公園の手品師」もフランスのシャンソン・ド・シャルム(愛をテーマに歌う甘いシャンソン)の歌手アンドレ・クラヴォーの世界と同じ匂いがするかもしれない。(中略)
 昭和30年(1955年)10月発売のデビュー曲「恋人よ我に帰れ」でも、甘くそしてソフトなクルーナー唱法、G音を極めて自然にそして豊かに響かせる魅惑のローヴォイス、キャンプ時代に培った実力が早くもスパークしている。新人ではなく、既に完成された、ある意味、円熟の境地に達した歌い手だった、とさえ言ってしまいたい程だ。今回あらためてこの2枚のCDを聴いてみて、発音、スイング感、リズム、すべてが自然なのに驚く。しかし、彼はわずか4曲の洋楽曲のレコーディング(SP盤)の後、歌謡曲に転向してしまう。(中略)

 前述のテレビ番組に出演していた頃、昭和50年代の後半にリリースされた2枚のアルバム、『ALL OF ME〜フランク永井、スタンダードを歌う』(1981年)、『ANSWER ME MY LOVE〜ワルツをあなたに』(1984年)は、制作当時から並々ならぬ熱意を持って取り組んだものらしく、どれも練りに練られたレパートリーばかりで、本人の思い入れも強い。(中略)スタンダードナンバー集(『ALL OF ME』)では、参加ミュージシャンはアレンジャー/ピアニストの前田憲男をはじめ、ジョージ川口(ds)、秋満義孝(p)他、日本を代表するおなじみの名手たちばかり。彼らの多くが、フランクのキャンプ時代に共演した経験があるそうだ。ハッピーな仲間に囲まれてハッピーなレコーディング。フランクにとって至福な時間であったろう。そして、今これを聴く私たちにとっても、この上ない上質でハートウォーミングな時間を共有させてくれる。
 私たちにとって、もはや、フランク永井はスタンダードな存在なのだ。

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