荻野目 洋子

貝殻テラス [+4]

2010.03.24
アルバム / VICL-70053
¥2,619(税込)
Victor

本人出演のCM曲「恋してカリビアン」、ドラマ主題歌として話題となった
「心のままに」など、2作のヒットシングルを含む3rdアルバム。
秋元康、松本隆らが16歳の少女の世界を紡ぎ出す!
ニューバージョンやB面曲も追加収録。

  1. 01

    恋してカリビアン

  2. 02

    セシルは年頃

  3. 03

    哀愁キャラバン

  4. 04

    夕陽のゴンドラ

  5. 05

    2Bの鉛筆

  6. 06

    心のままに ~I'm just a lady~

  7. 07

    9月の都会 {都会=まち}

  8. 08

    貝殻テラス

  9. 09

    ハートのプレゼント

  10. 10

    Joanna

  11. 11

    愛のタイムカプセル

  12. 12

    スイート・ヴァケーション

  13. 13

    恋してカリビアン

  14. 14

    心のままに ~I'm just a lady~

 3枚目のオリジナルアルバムとなる「貝殻テラス」は1985(昭和60)年9月5日に発売された。前作「フリージアの雨」以降にリリースされた2枚のシングルを含む全10曲入り。本人が出演したCM(花王「ビオレU」)のキャンペーンソングだった5thシングル「恋してカリビアン」はオリコン24位、ドラマ「わが子よⅤ」(TBS系)の主題歌に起用された6thシングル「心のままに~I’m just a lady~」は16位まで上昇し、いずれも自己最高位を更新した。効果的なタイアップとの相乗効果により、荻野目洋子の知名度は着実に高まっており、その後のブレイクへの序章となった時期といえるだろう。
 アルバムのトーンは前2作同様、街やリゾート、学園を舞台にした青春ポップス路線だが、作家の顔ぶれは大幅に変わった。同時期にとんねるずやおニャン子クラブを仕掛けていた秋元康と見岳章、少女隊を手がけていた中崎英也、安全地帯でヒットを連発していた松井五郎など新たに6名が加わり、作詞家も女性中心から男性中心へと変化した。また売れっ子の職業作家が名を連ねる中でシンガーソングライターのあらい舞の作品を起用するなど、次のステップに向けた新たな取り組みも垣間見ることができる。
 本作はLPチャートで最高27位を記録(カセットチャートでは53位)。85年デビューの新人たち(おニャン子クラブ、中山美穂、斉藤由貴、本田美奈子・・・)が次々にブレイクするなか、3作続けて安定したセールスを残している。
(解説:濱口英樹)

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