鬼太鼓座

響天動地

2004.04.14
アルバム / VICG-60555
¥3,300(税込)
JVC

5年振りの新録アルバムは、「富嶽百景」「怒濤万里」に続く三部作の完結盤。鬼太鼓座の原点回帰と創生をテーマとした鬼太鼓座の集大成決定盤!!

  1. 01

    太陽の馬

  2. 02

    響天動地

  3. 03

    鬼太鼓囃子'04「竹籟」

  4. 04

    <射>  竹採姫  ~月へ

  5. 05

    屋台囃子'04「蒼天」

  6. 06

    紅八丈  使用曲:紅

  7. 07

    祈~大太鼓  使用曲:amazing grace

  8. 08

    渇きの海 partIV

01. 太陽の馬
太鼓を打つなら力強く美しくありたい。立つ日と書いて「音」。地平線から昇る太陽と共に奔走してくる馬。

02. 響天動地
プロジェクト「ひとすじの道」、出発(たびだち)の原点となる作品。全ての生命が営みを開始する以前、宇宙の誕生時を想像する時、そこには人類のエゴイズム等存在するはずはなく、波動が暗闇を支配していたのではないだろうか。「原点からの出発」。鬼太鼓座の太鼓は、「戦争はやめろ!」という波動を常に発しながら「ひとすじの道」を歩み続ける。
今後は喜多郎氏との音のキャッチボールを軸に、旋律と律動の叙事詩を紡ぎながら平和を求めるプロジェクトを展開していきたい。

03. 鬼太鼓囃子’04「竹籟」
「ちくらい竹籟」とは竹に吹く風、又はその音。竹林を疾走するが如く爽快にアレンジしました。

04. <射> 「竹採姫」~「月へ」
曲は2章からなる。 一章は、地唄三味線・唄で、鬼太鼓座の本拠地・富士市に伝わっている「竹採り姫」伝説を題材に、派手な津軽三味線が全盛の昨今、地味ではあるがしっとりとした日本の古典情緒を表現した。
二章は、座員自らが作った竹の打楽器を中心に、「姫」を迎えに来た月からの使者と、それを迎え撃とうとする帝が派遣した「六衛の司二千人」との合戦を表している。」

05. 屋台囃子’04「蒼天」
鬼太鼓座の屋台囃子は、伝統的な秩父屋台囃子を基礎に、故・田耕氏(鬼太鼓座創始者)の少年時代の心象風景を加えた創作である。今回は、梅津和時氏の切々と訴えかけるようなSaxが、21世紀鬼太鼓座構想の志半ばで急逝した田氏の遺志を代弁してくれているかのような曲として再生している。

06. 紅八丈
関が原の戦いで敗れ、八丈島に流された宇喜田秀家。秀家が刀を2本の木刀に持ち替え、望郷の念を込めて太鼓を叩いたのが、八丈太鼓の始まり。今回はその思いを父なる国≪中国大陸≫の大地に打ちこみました。
冒頭の唄は、チャン・イーモウ監督の名作「紅いコーリャン」の挿入歌にもなった「ハオジョウ好酒」。

07. 祈り~大太鼓
「鬼に金棒」「鬼太鼓座に大太鼓」。鬼太鼓座の大太鼓は国産欅胴・三尺八寸で、鬼太鼓座のシンボルである。世界で一番「良い音」のする大太鼓であると自負している。その胴体には「サントリー寄贈」と刻み込まれており、鬼太鼓座が発足した当時、サントリーさんが提供して下さった大太鼓である。田さん(鬼太鼓座の創始者)から佐治敬三氏とのエピソードは何度も伺った。今回レコーディングをしたサントリーホールが完成した当時、「佐治氏をご招待して聴衆1人で御礼の公演をするぞ。」とも良く話していたものである。今は亡き田さん・佐治氏のご冥福を祈りつつ、尺八による「Amazing Grace」の導入から“壱太郎”のしなやかな大太鼓で追悼の曲ともさせて頂いた。

08. 渇きの海 part IV
本来尺八四重奏の曲を、尺八とチェンバロ用にアレンジした。三宅作品の特長である繊細で優美 な旋律と奥深いハーモニーを、東洋と西洋の垣根を越えた音楽表現で鬼太鼓座流に歌い上げてみた。アルバム全体のエピローグとして煮え滾る波動を受け止め、粛々と未来への歩みを進めていければ。

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