渡辺 貞夫/SADAO WATANABE
SADAO WATANABE
カム・トゥデイ
COME TODAY

日本を代表するサックス・プレイヤー、渡辺貞夫の音楽活動60周年記念アルバム。
1951年に上京し、プロとして音楽活動を始めて60年。1961年の初リーダーアルバム『渡辺貞夫』の発表から50年。65年にボストンから帰国した後は日本のジャズの発展に寄与し、その後もブラジル音楽やアフリカ音楽等を取り入れ、常に新しい音楽の可能性を追究する。近年ではストレート・アヘッドなジャズに回帰し、このアルバムはニューヨークの新進気鋭のミュージシャンらの感性と渡辺貞夫のその長いキャリアで培われた音楽性が出逢ったアコースティック・ジャズ。
また、このアルバムの為の作曲活動中に起きた東日本大震災に心を痛め、被害にあわれた方々を悼みながら作られた曲や、いつか暖かい日が来て、草木が芽吹くような希望に満ちたメッセージが込められた曲など、アルバムには<共に歩んで行こう>という想いが込められている。