歌謡曲ヒット・コンピレーション
ナウなヤングだ!エレキ歌謡でゴーゴーゴー!(DISC-1)
#1-CD
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01
ゼッケンNo.1スタートだ / 橋 幸夫
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02
西銀座五番街 / 西郷 輝彦
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03
太陽にヤァ! / 舟木 一夫
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04
アイビー東京 / 三田 明
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05
涙ビリビリ吹きとばせ / 望月 浩
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06
GO! GO! レンタカー / 田辺 靖雄/中尾 ミエ
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07
恋の台風第一号 / 美樹 克彦
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08
恋をするなら / 橋 幸夫
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09
ミニ・ミニ・ガール / 金井 克子
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10
恋人と呼んでみたい / 永井 秀和
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11
太陽のあいつ / ジャニーズ
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12
ワイルド・パーティー / 真理 アンヌ・西川 一也
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13
スピード野郎 / 平尾 昌章
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14
若い恋人たち / 千 昌夫
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15
太陽の恋 GO-GO / 青山 ミチ
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16
恋をおしえて (Teach me first love) / クッキーズ
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17
真赤なブーツ / 木の実 ナナ
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18
スケート野郎 / ザ・ジャイアンツ
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19
青春ア・ゴーゴー / 山内 賢・日活ヤング&フレッシュ
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20
太陽の彼方に / 田川 譲二/アストロノウツ
#2-CD
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01
CHE CHE CHE(涙にさよならを) {CHE CHE CHE=チェッ・チェッ・チェッ} / 橋 幸夫
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02
悲しきエレキ小僧 / 飯田 久彦
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03
東京ナイト / 山内 賢・和泉 雅子
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04
タッチ・アンド・ゴー / 三田 明
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05
星娘 / 西郷 輝彦
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06
恋の歓び / 吉永 小百合/スクール・メイツ
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07
恋と涙の太陽(アメリアッチ) / 橋 幸夫
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08
涙の太陽 / エミー・ジャクソン
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09
GO GO / 岩井 実
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10
夕陽の恋 / ジュディ・オング
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11
パンチ野郎 / 和久田 竜
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12
愛の願い / ミッチー・サハラ
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13
スパイ・キャッチャー / 叶 修二
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14
恋愛射撃隊 / ザ・ジャイアンツ
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15
恋旅行(アメリアッチ) / 久保 浩/小川 知子
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16
風がさらった恋人 / ザ・シルビー・フォックス
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17
恋のアウトボート / 橋 幸夫
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18
明日を抱きしめよう / 仲宗根 美樹
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19
好きだよベイビー (COME ON EVERYBODY) / 田川 譲二
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20
ためいきサーフィン / 伊藤 アイコ
1964年、寺内タケシとブルー・ジーンズがリリースした日本初のエレキ・インスト・アルバムによって火がついた“エレキ”の炎は、翌65年、ベンチャーズやアストロノウツの来日を機に一気に燃え盛る。それまでロカビリーやジャズを演奏していたプロ・バンドがエレキ・バンドへと転向し、日本各地で続々とアマチュア・エレキ・バンドが産声を上げた。彼らが奏でる特徴的なトレモロ・グリッサンドの音を模した“テケテケテケテ…”という言葉は、いつしか流行語となり、エレキ・ギター、もしくはエレキ・インストそのものを意味する代名詞として機能していく。
こうしたエレキ・インストのサウンドは、常に流行に敏感な歌謡曲にもさっそく取り入れられ、リズム歌謡、エレキ歌謡と呼ばれるオリジナル作品が作られた。当時人気絶頂の橋幸夫、舟木一夫、西郷輝彦たち“御三家”も、こぞってエレキ歌謡に取り組み、64年~66年にかけてヒット曲が次々と生まれていく。そして、このエレキ歌謡作品こそ、エレキ・ブームの後に盛り上がったグループ・サウンズ(GS)楽曲のプロトタイプであり、強いて言えば、現在の和製ロックのルーツという側面も否定できないのである。
本CDは、そんな昭和エレキ歌謡の集大成とも言えるコンピレーションで、当時を代表するヒット曲の数々から、現在のクラブDJ等に再評価されている隠れた名曲までを網羅している。ここ数年再び注目されている昭和歌謡曲の中でも、ロック世代にも親しみやすいエレキ歌謡の魅力を入門者からマニアまで楽しめる好企画盤だ。