FRIED PRIDE
FRIED PRIDE

HEAT WAVE

2003.06.21
アルバム / VICJ-61117
¥3,190(税込)
Victor

さらに進化するFried Pride待望の3rdアルバム!
今回も、Vo&G.にPer.という基本形はキープ。更に、曲によって若干のミュージシャン(Dr./Bass./Strings etc.)を加えて、サウンドの広がりと厚みも追求。
TBS系全国ネット「ブロードキャスター」エンディング・テーマ曲「アルフィー」収録。

  1. 01

    SMOKE ON THE WATER/スモーク・オン・ザ・ウォーター SMOKE ON THE WATERR

  2. 02

    MY ROMANCE/マイ・ロマンス MY ROMANCE

  3. 03

    THE SECOND STAR TO THE RIGHT/右から2番目の星 THE SECOND STAR TO THE RIGHT

  4. 04

    COME TOGETHER/カム・トゥゲザー COME TOGETHER

  5. 05

    MY CHERIE AMOUR/マイ・シェリー・アモール MY CHERIE AMOUR

  6. 06

    FREE/フリー FREE

  7. 07

    ALFIE/アルフィー ALFIE

  8. 08

    NOW AND FOREVER/ナウ・アンド・フォーエヴァー NOW AND FOREVER

  9. 09

    FANTASY/宇宙のファンタジー FANTASY

  10. 10

    HUSH-A-BYE/ハッシャバイ HUSH-A-BYE

  11. 11

    YOUR LOVE/ユア・ラヴ

  12. 12

    YESTERDAY/イエスタデイ YESTERDAY

選曲は、前作にもまして多彩。ディープ・パープル、E.W.&Fからビートルズ、バカラック、ジャズ・スタンダードetcと、その幅広さは驚異的。

(収録楽曲について)
1.スモーク・オン・ザ・ウォーター
英国のロック・バンド、ディープ・パープルが1973年に大ヒットさせたこの曲は、ジャンルを超えて有名だ。ギターを弾いたことのある人なら、冒頭のフレーズを一度は演奏したことがあるだろう。フライド・プライドのパワフルなボーカルとギターが映える。アルバムを勢いづけるオープニングだ。編曲とアプローチにジャズ・センスが光っている。

2.マイ・ロマンス
ブロードウェイ・ミュージカルの名コンビ、リチャード・ロジャース~ロレンツ・ハートの代表曲。“輝く星もスペインの古城もいらない。必要なのはあなただけ”と歌われるラヴ・ソング。ピアノのビル・エヴァンスが生涯の愛奏曲にしたことでも知られる。Shihoのボーカルと横田のギターのデュオで、ロマンティックなバラードを聴かせている。

3.右から2番目の星
ディズニー映画『ピーターパン』の主題歌として作曲されたナンバー。ディズニーを代表するこのアニメは、2002年に半世紀ぶりに続編が製作されて話題を呼んだ。その続編にもこの曲は使われた。「右から2番目の星」は、ピーターパンの住むネバーランドへ導いてくれる星だ。カバー・バージョンは決して多くない曲だが、フライド・プライドがこの名曲の良さを再認識させてくれる。

4.カム・トゥゲザー
ビートルズの代表作『アビー・ロード』の冒頭に収録されたこの曲も、ジャンルを超えて広くカバーされている。ジャズでは、コンテンポラリー・ジャズやジャズ・ファンク系のミュージシャンに好まれているようだ。Shihoのスキャット、横田の超絶ギターが素晴らしい。ドラムの村上“ポンタ”秀一が参加。両者の共演は刺激を与え合い、お互いの名演を引きだしている。

5.マイ・シェリー・アモール
Shihoの大好きなスティービー・ワンダーが1969年に大ヒットさせたナンバー。同タイトルのアルバムに収録されている。スティービーならではの天性の明るいメロディー・センスがあふれる名曲だ。ボサノバ・アレンジのギターとパーカッションに乗って、Shihoは親しみやすいボーカルを聴かせている。

6.フリー
ソウル・シンガーのデニース・ウィリアムスが、デビュー・アルバム『This is Niecey』(1977年)でとりあげたR&Bバラード。フライド・プライドは、ピアノの石井彰を迎えて録音。Shihoは徐々に盛り上げていくこういうソウルフルな歌唱も抜群にうまい。

7.アルフィー
映画『アルフィー』(1966年)の主題歌として、バート・バカラック~ハル・デヴィッドの名コンビが作曲。シェールやディオンヌ・ワーウィックの歌が大ヒットした。また、この映画は、ジャズの巨人ソニー・ロリンズが映画音楽を手がけたことでも知られる。ロリンズは映画のスコアをジャズ化した自己のアルバム『アルフィー』も録音した。フライド・プライドに村上“ポンタ”秀一(ドラム)、高水健司(ベース)、窪田ミナ(ピアノ)、そしてストリングスが加わったゴージャスなナンバーだ。

8.ナウ・アンド・フォーエヴァー
AORシンガー/作曲家のリチャード・マークスが、1994年のアルバム『ペイド・ヴァケーション』に収録したオリジナル・バラード。日本でも大ヒットした。このような近年のヒット曲のカバー・バージョンが聴けるのも、フライド・プライドの魅力である。

9.宇宙のファンタジー
1970年代の半ば~80年代の前半にブームを巻き起こしたアース、ウインド&ファイアー。78年に大ヒットを飛ばしたこの曲も、ディスコ/ダンス・ナンバーとして幅広い人気を得た。30~40代のリスナーでなくても、知っているだろう。このタイプの曲も、フライド・プライドは得意だ。

10.ハッシャバイ
ディスコ・ヒットの次に、ジャズ系の渋いスタンダード・ナンバーが続くところが、実にフライド・プライドらしい。フランスの歌劇『レーモン』を元にして、サミー・フェインが作曲した子守歌。ジョニー・グリフィンやケニー・ドリューの録音が有名だ。Hush-a-byは、“ねんねんころり”のような意味。

11.ユア・ラヴ
アルバム中、唯一のオリジナル。フライド・プライドのオリジナル曲の作詞を手がけている福田美環子が作曲した。スタンダード・ソングの名曲と一緒に並んでも、全然遜色がない美しいバラードだ。

12.イエスタデイ
驚いてしまった。これこそ、ジャズ・アーティストの真の証明。ビートルズの有名曲「イエスタデイ」を題材にして、これほどフリーな即興的展開をみせるとは・・・。優れた即興性と自由なフィーリングの持ち主でないと成し得ないだろう。原曲のメロディーは最後に登場する。鮮やかで心憎いアイデアだ。

(高井信成)

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