MINMI
imagine(通常盤)
MINMIちゃん(あえて、いつも通りそう呼ばせて頂く)の妥協を知らないプロ根性が嫌味なく伝わってくる力作、だと思う。今の時代の、最新のサウンドに張り合おうとするバイタリティにはいつもながら感心させられるし、その一方で“もののあはれ”的な和美を忘れず追求する姿勢にも共感を覚える。どの曲一つとっても彼女自身が何が好きで、何を訴えたいのか、が手にとるようにわかる。感情表現のその絶妙なニュアンスの出し方がやっぱりドクトクなのだ。リリックにしても、メロディーにしても、フロウにしても。“MINMIだけのスタイル”がもう思いっきり確立されている訳で。だから、それがどんなタイプの楽曲だろうと、どれだけ新しい新しいことをやっていようと、一聴して彼女のものだとわかるのだ。聴く者の心と体を同時に踊らせてくれる音楽。本気で笑うことや本気で泣くことの大切さを教えてくれる音楽。この『imagine』にはそんな音楽が本来持っていたパワーが漲っている。....なんてちょっと固かったかな?でもそんな作品に少しでも関われたことを嬉しく思う次第なのです、ハイ。これからも“この調子”で。ところでミスター・ミュージック(音楽の神様)は見えた?
2004年6月 二木 崇(D-ST.ENT.)