Chocolat & Akito
Chocolat & Akito

Chocolat & Akito

2005.09.07
アルバム / VICL-61719
¥3,190(税込)
Victor

繊細で透き通ったショコラの歌声と甘く暖かなアキトの歌声。その両者によって紡ぎ出されるハーモニーと、多彩なゲストミュージシャンたちを迎えて生み出された極上のアコースティックサウンドが、深い味わいと心地良さを同時に感じさせてくれる。

  1. 01

    Walking In The Park

  2. 02

    Fall In Love

  3. 03

    100の疑問符

  4. 04

    Kiss Me Black

  5. 05

    Nostalgia

  6. 06

    I Will Forgive You

  7. 07

    Blue Tuesday

  8. 08

    Fly

  9. 09

    虹と雨

  10. 10

    Cry

  11. 11

    左ききの夢

  12. 12

    Time

ショコラのパートナー、片寄明人(Great 3)と初めての
デュオ・アルバムをつくりました。
明人が素晴らしいメロディたちを生み出してくれたから、
ふたりの「うた」が主役の "シンプルでオーガニックであたたかく、
サウンドはまるく、おいしそうな音がするアルバム"にしたかった。

歌詞は、大人も楽しめるような童話にインスピレーションを受け、
木々・葉・土・野うさぎ・雪などの"自然"モチーフが多くなりました。
アルバムやPVなどのアートワークもこのイメージで、
HPのイラストレーションとデザインを手がけてくれている、
デボラ・ジョンソンにお願いしました。
彼女はショコラが描いていたイメージをとても大切にしてくれて、
独創的でファンタスティックなアート作品に仕上げてくれました。
デボラはショコラの天使です☆

ショコラの感情を押さえたヴォーカルと明人のやわらかな声が
合わさって、ちょうど良い温度になっていると思います。

アナログ・レコーディング&シカゴでのジョン・マッケンタイアによる
MIXで、柔らかく、暖かで、耳に心地良い音になりました。

chocolat


音楽が時に耳障りな雑音にしか聴こえなくなることが増えたのは何年くらい前からだろう?
街の雑音と共に産声を上げ、街の雑音の中で育った東京生まれの僕も、今の渋谷の街なんかを歩くには耳栓が必要なのかもしれないな、そんなことを思ってしまうときもあります。
僕は疲れているのかもしれないし、少しだけ年とったのかもしれないな。
最近は私生活でも悲しいことが多すぎたし、仕方ないか。。。
そんな風に考えながら、ここ2年。僕はGreat 3としての活動を少しテンポダウンして、自分自身のために曲を書くことを意識的に止めてしまいました。そして心の奥から「自分のために音楽を創りたい」という渇望が湧きあがるのを、ジッと待ってみたのです。
2005年を迎え、僕はそれまでより、少しばかり静かで心地よい場所に引っ越しました。そして突然、また曲を書き始めました。
ノルマとも戦略とも無縁な数十曲が自分の中から流れるように産まれたのです。ショコラの声という、新たなパートナーを迎えて、僕の作曲も変化しました。自分ひとりの声域では表現できないものが、男女の二声でなら完成させることができる!気がつけば、僕はちょっとだけ普段の足枷を外された様な気分で自由に作曲をしていました。
最近は書くことをすっかり放棄していたようなメロディアスな曲まで。そして書きためた数十曲から9曲を二人で選び、さらにそれに似合う3曲を友人たちから贈ってもらい、「Chocolat & Akito」のための12曲が揃ったのです。
それから。。。
極限まで音を削ぎ落とした演奏を、実に自然に奏でてくれる、そんな素晴らしいミュージシャン達と5月のゴールデン・ウイークの1週間、都内のスタジオでトラックを録音しました。そして次の1週間、ショコラと二人、時に陽の当たる自宅の机で顔を向かい合わせ、時に近所の公園を散歩しながら、そして時にはふたり別々の部屋で、言葉を探し、歌詞を書きました。そのまた次の一週間、今度は二人で朝早く起き、夜遅くまで歌を歌いまくり、12曲を歌い終わったその朝に「世界で一番耳に心地よい音」を創ってくれる友人のエンジニアが待つシカゴへと発ちました。
そして6月のある日、ヒナ鳥のようにピヨピヨと「Chocolat & Akito」が産まれました。
どこまでも、どこまでも耳に優しい「まあるい音」が重なり合った12曲です。
べつに派手じゃないし、刺激的でもないかもしれないけど、きっとこんな音を聴きたいと思っていた人がどこかにたくさんいるんじゃないかな。そんな希望的観測を胸に、このアルバムを創りました。
「きっと死ぬまでギリギリ」な人たち(僕を含む!)のための「音の耳栓」になるといいな。

片寄明人

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