ザ・モーニング・アフター
THE MORNING AFTER

ユー・キャント・ハート・スティール YOU CAN'T HURT STEEL

2010.01.20
アルバム / VICP-64795
¥2,305(税込)
Victor

時は満ちた… UKメタル・シーンの若き鋼鉄の四騎士(メタル・フォー・ホースメン)が時代を掌握す!
英国より届いたダイヤモンドよりも硬く煌びやかな衝撃波は、彼らによるものだった!
全世界のメタル・ヘッズがアツい視線を送る、平均年齢20歳のニュー・ヒーローたちが日本上陸!

■ボーナス・トラック3曲追加収録!
■スペシャル・プライス\2,200 (tax in)!

  1. 01

    メトロポリス METROPOLIS

  2. 02

    ロスト・イン・タイム LOST IN TIME

  3. 03

    ヘル・アンド・ハイ・ウォーター HELL AND HIGH WATER

  4. 04

    グリッター・アンド・ボムズ GLITTER AND BOMBS

  5. 05

    クラッシュ・キル・デストロイ CRUSH KILL DESTROY

  6. 06

    イン・ザ・ハート・オヴ・ザ・ヤング IN THE HEART OF THE YOUNG

  7. 07

    アトランティス ATLANTIS

  8. 08

    サムタイム・アフター・ダーク SOMETIME AFTER DARK

  9. 09

    ザ・デストロイヤー THE DESTROYER

  10. 10

    ユー・キャント・ハート・スティール YOU CAN'T HURT STEEL

  11. 11

    グラディエイターズ GLADIATORS

  12. 12

    ラン・ウィズ・アス RUN WITH US

  13. 13

    サムタイム・アフター・ダーク〔アコースティック〕 SOMETIME AFTER DARK [ACOUSTIC]

2009年は、ブリティッシュ・メタル・ファンにとって記念すべき年だ。NWOBHM(ニュー・ウェイヴ・オブ・ブリティッシュ・ヘヴィ・メタル)の勃発から数えて30周年に節目の年であるからだ。そんなNWOBHM30周年記念のメモリアル・イヤーに、ブリティッシュ・ヘヴィ・メタルの誇りを先達から受け継ぎ、平均年齢20歳の若者らしいアグレッションを加味した期待のメタル・バンドTHE MORNING AFTERが、英国はエセックスから登場した。

下はケミカル・ウォッシュのジーンズにスニーカー、上はIRON MAIDENやWINGERらのTシャツという、コテコテの80’sファッション。しかしながら、メンバーはまだあどけなさが残るほどの若者。そんな見た目の彼らが、色とりどりのレーザーがステージから飛び交う煌びやかなライヴを繰り広げる。そのイメージに、ヨーロッパのメタル・キッズは夢中なのだ。

NWOBHMのバンドに代表されるパワフルかつキャッチーなツイン・ギターが炸裂する、湿り気のあるブリティッシュ・ヘヴィ・メタルに、DRAGONFORCEのように印象的なメロディをスピードに乗せたサウンドを融合させた特異な音楽性を持つ。

また、ノーマル、ハイトーン、グロウルといった異なるヴォーカルを放つサム・ライダー(vo, g)の才能にも目を見張るものがある。このサム、そして彼とツイン・ギターを組むフィル・マイヤー(g, vo)、幼少期から弾きまくっていたという2人のギター・スキルにも注目だ。

アルバムのミキシングは、DRAGONFORCEのプロデューサー兼ミキサーのカール・グルームが担当。DRAGONFORCEとは、今年の『Metal Hammer Golden Gods Awards』に出席した際一緒になり、DRAGONFORCEの面々がアルバムを気に入ってくれたというストーリーもある。

今年9月には、MICHAEL SCHENKER GROUPのロンドン公演のサポートを務め、同年10月から11月にかけては、同じく英国出身のVIKING SKULLとの、カップリング・ツアーを行なっている。世代を超えたファンに訴求するサウンドとエナジーを湛えている証拠だ。

なお、ボーナス・トラックの“Gladiators”は、92年から今も続く英国の同名人気TV番組『GLADIATORS』のテーマソング。イギリスのシンガー・ソングライター、マフ・マーフィンがオリジナルで、QUILLやELO PART Ⅱ(のちのTHE ORCHESTRA)に加入するフィル・ベイツもカヴァーしている。“Run With Us”は、85年から92年にかけてカナダで放送され、南米、ヨーロッパ、アフリカ各国でも放映された人気アニメ『THE RACCOONS』のテーマソングで、オリジナルを歌っているのは、カナダ人女性シンガー兼声優のリサ・ローヒード。

バンド名の由縁は、サムの家にメンバー全員で泊まって、二日酔いの状態でPANTERAをかけながらジャムをしていたとき、家の壁に、ベロベロに酔っ払った花嫁が写った『THE WEDDING MORNING』という名前の写真が飾られていて、リース・ビュードがそれを見て「俺達みたいだ」と口走ったことから、THE MORNING AFTER(二日酔い)と名乗り始めたという。ただ、酔いが覚めて冷静になってみると、後悔しているそうだ。

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