Jin Oki
今回は、長い制作期間の中で、自分のあり方、フラメンコのあり方をじっくり見直せました。その中で気づいたのは、フラメンコのルーツは「人が人らしくありたい」という願いだ、ということ。
かつて迫害を受けたジプシーの思いはそこに集約されており、よりポジティブな形で現在に受け継がれてきています。そして時代が激変する中で「人が人らしくありたい」という叫びは、今、日本中にこだましていると思います。だとしたら、今自分が日本でフラメンコ・ギターを発信する意味はそこにあるはずだ と信じて、制作をしました。
できるだけ機械に頼らずに「人間の輝きにあふれた音」を目指し、フラメンコの原点を見据えながらの2010年の音楽を作れたと自負しています。
聴いた人が昨日より少しでも元気になってほしい、そして自分自身の力を信じる小さな勇気を見つけてほしい、そんな願いが詰まったアルバムです。
<沖 仁>
フラメンコの地平に新次元エネルギーをもたらす
果敢なギタリスト、帰国10年目の集大成!
フラメンコギターの可能性を拡げる日本一のフラメンコギタリスト、沖仁。
単身スペインで3年半に亘りギターを学び2000年に帰国してキャリアを重ねて10年。
帰国以来フラメンコの枠に留まらない、様々なアーティストとのコラボレーション等に
よって研鑽された感性がフラメンコのルーツを見据えながら奏でたアルバム。