ラストダンスは堕天使に…
超絶的演奏力を誇るプログレッシヴ・メタル界の巨人が地獄で催すマスカレード
ダンテの『神曲』に深くインスパイアされた圧巻の通算9作目
■日本先行発売
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01
オーヴァーチュア ~序章~
OVERTURE -
02
ネヴァーモア
NEVERMORE -
03
アンダーワールド
UNDERWORLD -
04
ウィズアウト・ユー
WITHOUT YOU -
05
キッス・オブ・ファイア
KISS OF FIRE -
06
カロン
CHARON -
07
トゥ・ヘル・アンド・バック
TO HELL AND BACK -
08
イン・マイ・ダーケスト・アワー
IN MY DARKEST HOUR -
09
ラン・ウィズ・ザ・デヴィル
RUN WITH THE DEVIL -
10
スワン・ソング
SWAN SONG -
11
レジェンド
LEGEND
デビューから2015年で21年目を数えるアメリカのプログレッシヴ・メタル・バンドSYMPHONY Xが、通算9作目のスタジオ・アルバム「UNDERWORLD」を7月22日にリリースする。2011年6月発売の「ICONOCLAST」以来、4年振り。
■ダンテの『神曲』にインスパイア
本作は、イタリアの詩人ダンテ・アリギエーリの叙事詩『神曲』に感銘を受け作られている。それについてマイケル・ロメオは、このように語っている。
「イタリアの詩人ダンテ・アリギエーリに深くインスパイアされ、この『UNDERWORLD』は『神曲』の地獄篇を描いている。ダンテの3という数字とその倍数の用い方(註:『神曲』は彼自身が開発した3行詩(テルツァリマ)で進行し、3つの篇(地獄篇、煉獄篇、天国篇)はそれぞれ33の歌から成る)に対する敬意として、バンドは歌詞やメロディにこのモチーフを盛り込んだ。アルバムの1曲目は、3つの音節と3つの旋律で作られ、さらにヴァースには俺たちの3rdアルバム『THE DIVINE WINGS OF TRAGEDY』収録の3曲から、3つの引用がある。こうした手掛かりは、アルバム全体を通して見つけることができるだろう」
■スウェーデンの名手によるミックス&マスタリング
ミックスとマスタリングは、DRAGONFORCEやOPETHらの作品も手掛ける、ここ数年、メロディアスなメタル・バンドからエクストリーム・メタル・バンド、そしてプログレッシヴなサウンドのバンドから引く手数多のイェンス・ボグレンが担当した。イェンスは、今年秋発売予定のAMORPHISの新作のプロデュースも任されている。
■OVERKILLとカップリング・ツアー
2015年9月中旬から10月中旬にかけて、日によって出演順を変える完全ダブル・ヘッドライン形式で、OVERKILLと祖国アメリカをサーキットすることが決定している。海外では同じNuclear Blast所属バンド同士ではあるが、スラッシュ・メタル・バンドとツアーできる音楽的幅の広さが、そのあまりに高度な演奏技術からエクストリームな側面も併せ持つSYMPHONY Xが、単なるプログレッシヴ・メタル・バンドではないことを証明している。
05年には、MEGADETH主宰の『GIGANTOUR』にも参加し、2011年にはNEVERMOREと欧州でダブル・ヘッドライン・ツアーを実施した経験も持つ。