PROFILE プロフィール

非常に強いカムバック作品として見られた。

主にイギリスと北アメリカで活動していたバンドは待望のダークなビジョンを持つ「Into The Pandemonium」の跡継ぎ作品を2年間にも及ぶ製作期間をかけて、海外進出を計らった。「Under The Apollyon’s Sun」 というタイトルでダブルアルバムになる予定だったが、その前にユニークで過去を振り返るような未発表曲やビジュアルマテリアルを取り入れた「Parched With Thrist Am I and Dying」 （1992年）をリリースした。その後かなり進んでいた状態だったこの「Under The Apollyon’s Sun」を中止し、それぞれの道を歩むことが決定された。

そして、1999年のバンドのバックカタログを改めてリリースする作業で掘り起こされたクリエイティビティを得たトムとマーティンは元APOLLYON SUNのギタリスト、エロール・ウナラと共に10年以上もブランクがあいてしまった新しいCELTIC FROSTアルバムの制作に取り掛かった。体調不良のため、セント・マークのポジションが空いていたが、のちに有名なスイス人アンダーグラウンドドラマー、フランコ・セサを起用。2005年の終わりにはCentury Mediaとワールドワイドのライセンス契約を交わし、この作品のリリースの道を開いていった。プロデューサーにピーター・テクレンを迎え、「Monotheist」というタイトルが付けられた。