PROFILE プロフィール

1972年6月16日にブラジルのリオ・デ・ジャネイロにて生を享け、サンパウロで育った世界的メタル・ギタリスト、キコ・ルーレイロ。幼少時代から音楽への愛に芽生え、11歳のときにアコースティック・ギターのレッスンを受け始める。スコット・ヘンダーソン、ジェフ・ベック、ジミー・ペイジ、VAN HALEN、BLACK SABBATH、METALLICA、パコ・デ・ルシア、ハービー・ハンコック、パット・メセニー、アストル・ピアソラ、エルメート・パスコアールらに感化され、それがヘヴィ・メタル、プログレッシヴ・ロック、ジャズ、フュージョン、ブラジリアン・ミュージックといったジャンルを超越したキコの音楽性に影響を与えた。

1992年、サンパウロにて91年に結成されたヘヴィ・メタル・バンドANGRAに加入。翌年、ANGRAは『ANGELS CRY』でデビューを果たし、そのアルバムはここ日本でもゴールド・ディスクを獲得するほどの人気を博す。96年に2ndアルバム『HOLY LAND』、98年に3rdアルバム『FIREWORKS』と順調にANGRAとしてのリリースを重ねるも、2000年のアンドレ・マトス(vo)、ルイス・マリウッティ(b)、リカルド・コンフェッソーリ(ds)の脱退により、一時バンドはラファエル・ビッテンコート(g)とキコのギタリスト・コンビのみとなったが、翌年には、エドゥ・ファラスキ(vo)、フェリッペ・アンドレオーリ(b)、アキレス・プリースター(ds)を迎え、4thアルバム『REBIRTH』を発表し、復活。

キコはソロ・アーティストとしてもアルバムを制作。2005年に1stソロ・アルバム『NO GRAVITY』を発表。翌06年には、早くも2ndソロ・アルバム『UNIVERSO INVERSO』をリリース。前者はメタリックな内容で、一方の後者はブラジリアン・ミュージック/ジャズをメインにしたアルバムであったが、両作品ともHR/HMファンだけではなく、ギタリストとしてのキコを支持するファンにも喜ばれた。

2009年、3rdソロ・アルバム『FULLBLAST』をリリース。ヘヴィ・メタル、プログレッシヴ・ロック、ジャズ、フュージョン、ブラジリアン・ミュージックといった、キコが影響を受けた様々なジャンルの音楽から創られた内容で、ベーシストを務めたのは、同じくANGRAのメンバーであるフェリッペであった。

そして2012年、ドラマーに名手ヴァージル・ドナティ、ベーシストに前作から引き続きANGRAのフェリッペを迎え、4thソロ・アルバム『SOUNDS OF INNOCENCE』を制作。同年7月に行なったソロとしては初の来日公演の直前にリリースした。

しかし、2014年にANGRAのアルバム『SECRET GARDEN』をリリースしたのち、MEGADETHに加入するため脱退。MEGADETHのギタリストとして、「LOUD PARK 15」に出演し、2016年には加入後最初のMEGADETHのアルバム『DYSTOPIA』をリリースした。

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