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パンク30周年にロンドンが新たな歴史を刻む。

タイトなジーンズ、自らスプレーでバンド名やメッセージを激しくペインティングしたTシャツ、ヘアスプレイをガンガンに使い、ロンドンのてっぺんから登場。タワーズ・オブ・ロンドン、パンク30周年の今年、聖地ロンドンに新しい伝説が生まれる!

2003年ドニー&ダークの兄弟によって結成。その扇動的なライヴと人を食ったかのようなルックスと楽曲で「2005年もっとも注目すべきバンド」との称号を勝ち取る。そして05年初頭にシングル・デビュー。たったシングル2枚("On A Noose" & "Fuck It Up")で、英各音楽誌での大絶賛と数多くのライヴで大きな話題を呼んだ。同年夏にはサマーソニックのアウトドア・ステージでここ日本でも鮮烈なデビューを飾る。

サマーソニック05のアウトドア・ステージのトップに登場。「オキロー!」の絶叫と共にステージはスタート。ヴォーカルのドニーのシャツには「自己表現」の文字。”EXPRESS YOURSELF!!”というメッセージをこめたかったというのが真意。ダークとトミーは常にオーディエンスを煽り、レヴはソロでのけぞる。キャッチーな楽曲と激しいパフォーマンスが、まだ日本盤すらリリースになってない状況の中、次第にオーディエンスに熱狂の輪をひろげていった。

そして05年秋には3枚目のシングル"How Rude She Was"をスマッシュ・ヒットさせ、多くのライヴをこなしながら、渇望のデビュー・アルバム、遂に完成。シングル・デビューから約1年、年を越して2006年の発表となってしまったが、期せずしてパンク30周年の2006年、聖地ロンドンから新たな伝説が世界に送り出されることになった。ハイ・エナジー、圧倒のテンションで塔の上から全てを見下ろすロックンロール!

「これは本当に音楽が好きで、本気でバンドやってるヤツらの作る、正直な音楽なんだ。これを聴いて自分もロック(音楽)をやりたい!と思う人が増えたらうれしいね」(ダーク)

リード・トラックのタイトルはずばり「エアギター」。「この曲はアルバムのベスト・トラックといえるね。3分弱の短い収録時間のなかで、メロディの明快さ、リフの強さ、楽しいヴァイブ…、オレたちの音楽の魅力を凝縮したような曲だからさ」(ダーク)「はオレたちの魂の奥底からわきあがるエネルギーを、そのまま音にしてみたんだ」(ドニー)

TOWERS OF LONDON
ダーク・トゥレット/Dirk Tourette(g)
ザ・レヴ/The Rev(g)
ドニー・トゥレット/Donny Tourette(vo)
トミー・ブルネット/Tommy Brunette(b)
スネル/Snell(ds)
(写真:L to R)

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