アリーシャ スペシャルインタビュー
- ─ 前作『Fired Up』リリース後、どんなふうに過ごしていましたか?
- 日本でのプロモーションを終えてからずっと忙しかったわ(笑)。アメリカにはかなり何度も行って、向こうでレコーディングをいっぱいやって、あとはセカンド・シングルのビデオもアメリカで撮ったわ。それからBBCのドキュメンタリー番組もやったわね。デジタル時代についての番組をやったのよ。それとまた映画の話もあって、これはまだキャスティング会社といろいろやってる最中ね。それからまた別のドキュメンタリーの番組をやる話もあるわね。
- ─ ニュー・アルバムが完成した今の気持ちは?
- すごく興奮してるわ。でもそれと同時にすごく不安でもあるの。このアルバムはソロ・アーティストとしてはUKで初めてリリースする作品になる。だからすごく興奮してるのと同時に不安でもあるのよ。そしてついにリリースすることができて誇りに思う気持ちもあるし、すごくうれしく思ってるわ。
- ─ 新作『The Alesha Show』というコンセプトはいつ頃、どんなきっかけで思いついたのですか?
- フランスに曲を1曲レコーディングしに行ったんだけど、その曲を「Welcome to the Alesha Show」っていうタイトルにしたのね。曲の内容はステージに出る前にいろいろ準備して、とかステージ上でのオーディエンスとのやりとりとかについて歌ってるの。で、その曲を作ったことで、アルバムを『The Alesha Show』っていうタイトルにするのがすごく自然に思えたのよね。あと、ライヴで(アルバムの楽曲を)プレイするときにもすごくいいコンセプトだっていう風に思えたのよ。
- ─ 前作とはまただいぶ違ったフィーリングの曲もあり、また音楽性の幅を広げたな、新しいところへと踏み出したんだな、と感じましたがどうですか?
- そう思ってくれてうれしいし、自分でもそう思うわ。2年前にはこのアルバムを作ることはできなかったと思うし。いろんな経験を経たからこそこの作品を作ることができたんだと思うの。
- ─ また、前作よりもさらにポップなアプローチをしていて、曲がキラキラ輝いてる感じがしました。自分ではどう思います?
- ええ、自分でもそう思うわ。明らかに今まで出したアルバムの中で一番ポップでメインストリームな作品になってると思う。いろんな経験をすることによって人の音楽的志向っていうのは変わっていくものだと思うのよ。そういう意味で今回のサウンドっていうのは、今の自分にピッタリくるものだと思えたの。例えば私は「Strictly Come Dancing」(土曜日のプライムタイムにUKのBBCで放送されている人気ダンス番組)っていうTV番組に出演したんだけど、あの番組を見てくれていた視聴者層っていうのはすごく多種多様だったのね。そしてよりメインストリームよりの層だった。だからそういう意味でも今回の作品はよりメインストリームよりのものにしたいって思ったのよ。
- ─ ニューシングル「The Boy Does Nothing」のPVも見ましたよ。すごくカッコイイ! 華やかで最高でした!あなたもさぞかし気に入ってるでしょ?
- ええ、すごく気に入ってるわ!今まで撮ったPVの中でおそらく最高の作品のひとつになったと思うわ。ダンサーが50人参加してくれて、レコード会社もこの作品を作るためにたくさんの時間とエネルギーを注ぎ込んでくれたの。ビデオを撮ってくれたのはマイケル・グレイシーっていう素晴らしいディレクターで、2日間で全部撮ってくれたの。撮影のためにいっぱい踊ったわ。このPVは後々見返してみても、きっと色あせない作品になると思ってる。
- ─ ヴォーカルはもちろんですが、このPVではあなたのダンスの部分も強くアピールしてますよね。
- そうね、私は歌うことも踊ることも同じくらい大好きなの。だからこのビデオはそのどちらもアピールするものになっていると思うわ。この曲自体はすごく楽しい曲で、ふざけた感じの曲なのよ。
- ─ そして、そのThe Alesha Showは、ゴージャスで、煌びやかで、華やかで、セクシーな要素もあって、楽しくて、歌も踊りもあって……というふうに、エンターテインメントの全ての要素が詰まったものであると言いたかったのでは?
- ええ、本当にそうね。このアルバムの素晴らしい所は私のいろんな個性が詰まっている所だと思うの。「The Boy Does Nothing」のような楽しい曲もあれば「Do You Know the Way It Feels」みたいなシリアスですごく情熱的な曲もある。そういう所がこのアルバムの良さだと思うの。すごくいいバランスになってるのよ。
- ─ また、前作はあなたの活発なところだけでなく、女性らしい面、センシティヴな面など、女性としての多面性を出していましたが、今回もそうした多面性を表したいと意識して作りましたか?
- ええ、そうね。『Fired Up』はすごくナチュラルでエネルギーに溢れたアルバムで、特に自分のエネルギーを発露させるっていう意味ですごくいい作品になってたんだけど、今回はもっといろんなことを考えて作った作品なの。いろんな思慮を重ねて作った作品よ。
- ─ 最後に、日本のファンへのメッセージをお願いします。
- まず、みんなのことが恋しいわ(笑)!早く日本にまた行きたい!ミスティーク時代から、シングルやアルバムを買って応援してくれてるファンのみんなに対して本当にありがとうっていいたいの。本当にみんなのことが恋しいからできるだけ早く日本にまた行きたいって思ってるわ!
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インタビュアー:内本順一
訳:林 美和