Letter of thanks : 影山ヒロノブ様

イベントをご一緒させて頂くことが多くなった近年、
影山さんとは会釈する程度で、ちゃんとお話させて頂くことはなかったと思います。
ですので、とても楽しみにしていました。

対談場所として、ビクタースタジオの大きなスタジオを選んだのは
「音楽」に真剣に向き合ってる影山さんにふさわしい場所だと思ったからです。
音楽の話もしたかったし。
ご本人はあまり前に出るのはお好きでないという様な?意外なことをおっしゃられてましたが、
(わたくしもそうです(笑))
やはり、フロントマンとしての光というんでしょうか?
スタジオに入られた時はパアッとした明るさを感じました。

「日本のアニソン」を代表するアーティストとして、影山さんの名前は海外に行くほど
その存在の強さを感じられます。
その道を開いた一番最初の人というのは、一番大変だろうなと思います。
舗装されてない藪の道をひたすら歩くようなものです。
影山さんがいるから、私たちはまだまだ甘えていられるのかもしれませんね。

私がアーティストとして本物だなあと思う人ほど、
「本当は向いてないんじゃないだろうか?」とおっしゃる方が多いような気がします。
もちろん、この場所しかないことを知りながらのことなんですが。
たぶん、それだけ物理的にも精神的にも、自分に何かを大きなものを課す人が多いというか。
自分に絶えず向ってる人は常に厳しいような気がします。

うーん。私もライブしなくちゃいけませんかね?(笑)
いやいや。今回の影山さんのライブ活動を聞きまして、全国を移動するだけでも
大変なのに、ホントに素晴らしいと思いました。

来年もイベントでお会いすることになりそうですね。
今後ともよろしくお願い致します。

石川智晶

《戻る》