Letter of thanks : 水島監督様

今、まさに映画の方でお忙しい時に、対談にお付き合いして頂いてありがとうございます。
初めてお会いした時よりも、より水島監督のクールなモノの考え方とか、ちゃんと人と対峙して下さるところなど、それを含めた展開の速さ、行動力の流れって、私は結構、理解できてるのかも?と対談しながら生意気にも思ってしまいました。水島監督はご自分のビジョンがはっきりした方なので、方向性の違った無理な売り込みは全く意味がないと皆様に言いたいくらい(笑)

対談中の無駄話ですが、「たとえば、声優さんにもそう思うんだけど、これだけ石川さんと話をしてる訳だし、話もツーカーになってきたところだから、じゃあ次の作品もお願いみたいなことって、自分的には楽だけどちょっとそれも違うと思うんですよ」と監督がおっしゃったんですね。
全くそのとおりですね。
私はそれをドライ(笑)だとは思いませんよ。
もちろん仕事って案外、ほとんどの方がそれで繋がっていって、私もその流れでお仕事させてもらっている モノもありますから。
でも監督がそうおっしゃることには、別の視点で納得しました。
仕事するもの同士、同等の立場である訳ですから、
あくまでも作品を通して、誰が必要であるか?・・ですものね。モノづくりの考え方に緊張感があります。

これから水島監督が出会う作品で、これは石川智晶がはまるぜ!というものがこの先あった時に それが十年後であっても、またお呼び下さいませ。
今後、縁がなかったとしても、「機動戦士ガンダム00」を通しての水島監督との出会いは大変楽しいものであったと思っています。人として、とても興味深い方でした。ありがとうございました。
映画、とても楽しみにしております。

石川智晶

《戻る》