Letter of thanks : カプコン小林様

小林さんは今を代表するプロデューサーであり、
クール。かつ建設的な考え方をしてらっしゃる事は予測しておりました。
イベント等でその横顔を拝見することで充分にそれが伺われたからです。
ですので、別の部分を引き出そうと小林さんを半ばくすぐる感じで
女性の話をふろうとするとガードが堅く?それには乗らないぜと
いつもの小林さんをキープなさっていましたね(笑)

対談の日は暑い日差しが照りつける日でした。
小林さんのこの日は他に打ち合わせや取材等で予定が埋まっているご様子でしたが、
それも特別ご本人にとっては重い感じでもなく、しなやかにこなしているように見えました。

写真はビクターのそばの公園で撮ることになっていまして、そこまで
スタッフ交え暑さの中ぞろぞろと向かいました。
ふと小林さんの後姿を見ると手ぶらでいらしたのもあったのか、
なんか大学生がそこにいるように見えてきたんです(笑)
小林さんは大学生の時から雰囲気はあんまり変わってないんじゃないかな?とさえ思いました。

発想とアイディアを持ち続けるのは少し大人げない方が良いと思う時があります。
が、しかし、それだけではマーケットに乗せていけないという冷静な広い目も必要で
多面性を持ち、さらにそれを使い分けられる人が「仕事人」なのでしょうか。

最後に。
「戦国BASARA3」に私なりに力を入れて頑張ったつもりです。
そして今、思うことはシンプルに「ゲームを楽しんでもらいたい」と
いう思いに行きついております。
それが、小林さんの本来の望みと同じでしたら、とても嬉しいです。
ありがとうございました。

石川智晶

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