今夏のフェスや大型イベントに新人最多となる8本に参戦。ロックにクラブミュージック取り入れ、昇華させたハイブリッドなサウンドとライブパフォーマンスで観衆に衝撃を与えているサカナクションが12月10日に初のマキシシングルとなる「セントレイ」をリリースする。
さらにポップに変化を遂げた本作の完成と経緯を探るべく、サカナクション最重要人物・Vo&G.山口一郎に語ってもらった。
サカナクション コメント
(取材・文/高橋公子)
山口一郎(Vo&G)が高校時代の同級生、岩寺基晴(G)と二人で活動を始め“サカナクション”を結成。
札幌を中心に2005 年よりライブ活動する中、江島啓一(Dr)、岡崎英美(Key)、草刈愛美(B)の3 人が2006 年春迄に正式なメンバーに加入し、現在の5 人となる。道内インディーズシーンでライブハウスのオーディエンスから徐々に口コミで話題と注目を集める。
2006年8月に「RISING SUN ROCK FESTIVAL 2006 in EZO」(北海道石狩湾新港樽川埠頭特設会場)に公募選出枠「RISING★STAR」に868 組みの中から選ばれて初出演する。
これをきっかけに一躍、さらに注目を集めることになった。特に地元カレッジチャートのランキングに自主録音の「三日月サンセット」がチャートインしたのを皮切りに、さらに「白波トップウォーター」もラジオでオンエアされるようになり、リスナーからの問合せが道内CD ショップに相次ぐ。
道内音楽ファンの間では、CD発売を待望するファンからの反響が日増しに高くなっていく。
2007年5月に初音源となる「GO TO THE FUTURE」をリリース。そしてわずか8ヶ月というスピードで早くも2ndアルバム「NIGHT FISHING」を2008年1月23日にリリースする。
その後、初の全国ツアー(8箇所8公演)を3月行い、今夏大型野外フェスでは新人最多となる8 本に出演するなど、活発なライブ活動を展開している。