葉月 (CV:斎藤 千和)
 お館様と呼ばれる初源の吸血鬼を父に持ち、その高い能力を引き継いだヴァンパイア。社会から離れて育ってきたため、気が強くわがままな面もあるが、根は寂しがりや。母と二人で暮していたところを引き離され、ドイツの古城に幽閉されていた時に耕平と出会い、母を探すため日本へ帰国する。“葉月”は母親と二人で暮していた時に名付けられた名前で、他のヴァンパイアからは幼少時の名前“ルナ”と呼ばれる。
森丘耕平 (CV:神谷 浩史)
 霊能者の一族に生まれるが、霊的感覚ゼロで心霊写真ばかり撮ってしまうカメラマン。性格はやさしく、おひとよしだが内に強い芯を持つ。ドイツに取材に行った際、葉月に出会い、血を吸われたことで“シモベ”にされてしまうが、ヴァンパイアに血を吸われても呪縛を受けない体質(“ヴァンパイアの恋人”)のため、葉月と対等にやりとりができる。実は高い霊能力を秘めているが、その能力の高さゆえに幼い頃にその能力を封印されている。
御堂成児 (CV:櫻井 孝宏)
 耕平のいとこにあたる、霊能力者。竜平と共に耕平をサポートして活躍する。穏やかで、冷静な判断力を兼ね備えている。
安西裕美 (CV:根谷 美智子)
 耕平の学生時代からの友人で出版社に勤務している。若いが有能な女性で面倒見が良く、駆けだしのカメラマンの耕平に仕事を紹介したり、葉月を生活面でサポートしてくれたりする。
御堂竜平 (CV:麦人)
 耕平の祖父(母親の父)。
骨董品屋を営む好々爺だが、霊能力を持ち式神を使役する陰陽師でもある。葉月が人間ではないと一目で見抜くが家に迎え入れ、耕平と共に暖かく見守る。
(CV:かかずゆみ)
 葉月を連れ戻しにきたヴァンパイアの少女。キンケル伯爵のシモベだが、耕平の血を吸ったことで支配の呪縛から逃れる。キンケル伯爵を倒した後はそのまま耕平の家に居座り、後に葉月の良き理解者となる。
実はキンケル伯爵の実子である。得意技は小悪魔の召還。
(CV:松山 鷹志)
 葉月を追って来日した齢900歳のヴァンパイア。光の屈折を操り、姿を消したり、幻を見せたりすることができる。さらには日中でも活動可能な“デイウォーカー”の能力を持つ。
(CV:山崎 雅美)
 葉月の母の分身として葉月を守る使い魔。元々は耕平の母親の式神で“猫型”をしていたが、葉月が引き継いで“人型”となる。活発で忠誠心に厚い性格。