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ボビー・ジャーゾンベク |
■ | 好きなバンド |
| TOOL, WATCH TOWER, UK |
■ | 好きなアルバム: |
| WILD DOGS - REIGN OF TERROR
RUSH - MOVING PICTURES
TOOL -AENIMA
UK - DANGER MONEY |
■ | 今気に入ってるアルバム |
| MESHUGGAH - CHAOSPHERE
WATCH TOWER - ENERGETIC DISASSENBLY
WATCH TOWER - CONTROL & RESISTANCE |
■ | 好きなドラマー |
| マイク・マンジーニ, ヴァージル・ドナティ |
■ | 影響を受けたミュージシャン |
| サイモン・フィリップス, テリー・ボジオ, ディーン・カストロノヴォ |
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HALFORDのタイム・キーパー、ボビー・ジャーゾンベクは心のゆとりがあり気だてのいいフレンドリーなテキサス人である。その彼がドラム・スティックを手にしたとたん“ジキル博士とハイド氏”に豹変する。彼のドラムスの腕前はまさに恐ろしいほどで、メタル・ゴッドは彼のことを「私が知る限り最高のヘヴィ・メタル・ドラマーだ」と言っているが、彼のプレイを聴いたことがある者は皆そう思うだろう。
ボビー・ジャーゾンベクはテキサスのサン・アントニオで生まれ。音楽一家で育った。10才でドラムスを始め(クリスマスに母親がシアーズで14ドルのドラム・キットを買ってくれた)、すぐに兄弟2人でセッションをするようになり、ハイスクールを卒業する頃にはクラブ・シーンで活躍するようになっていた。
地元で最もホットなドラマーになった彼は、新進のローカル・バンド、JUGERNAUTに加入しアルバムを2枚レコーディング。その後、ニュー・ヨークでRIOTに加わり、1987年にCBSからリリースされたカムバック・アルバム『THUNDERSTEEL』のレコーディングを皮切りに、RIOTと共にワールド・ツアーを行いトータルで7枚のアルバムをレコーディングした。90年代半ばにはSPASTIC INKで彼の弟ロンとの活動を再開しプログレッシヴのルーツに戻った。
ボビーは自分のことを「音楽のスタイルにはこだわらないミュージシャンだ」と認識しており、どんな音楽でもこなすことができる腕前だが、彼が心から愛しているのはメタルである。
メタル・ゴッドが新しいバンドのドラマーを探していると電話で知らされたとたん、彼はためらうことなく加入することを決心。『RESURRECTION』の彼の素晴らしいドラムスを聴けば、この決断が正しかったことが明らかだ。
HALFORDというバンドを要塞に例えるなら、それまで欠けていた最後の要を埋めたのがボビーだった。彼はアルバムの出来に大変満足していて、こう語っている。
「メタル・シーンにとって凄く素晴らしい作品だ。ルーツに戻ったものであると同時に新しい試みもしてる。新鮮であり、それでいてクラシックな作品なんだ。今の時代にピッタリだと思う」
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