PATRICK LACHMAN
パトリック・ラックマン

■生年月日:1970年6月28日
■身長:6フィート
好きなバンド
MESHUGGAH, PANTERA, CROWBAR, JUDAS PRIEST
好きなアルバム:
MESHUGGAH - DESTROY/ERASE/IMPROVE
PANTERA - FAR BEYOND FRIVEN
CROWBAR - CROWBAR
JUDAS PRIEST - BRITISH STEEL
今気に入ってるアルバム
DIESEL MACHINE - TORTURE TEST
好きなギタリスト
アラン・ホールズワース, クリス・ポーランド,
フレデック・トーデンダール, マーティー・フリードマン,
マイケル・シュンカー, スティーヴィー・レイ・ヴォーン,
イングウェイ・マルムスティーン
影響を受けたミュージシャン
上記全員とPRONG, WHITE ZOMBIE, FIGHT, TOOL

オレゴン州、ポートランド生まれのパトリック・ラックマン。メタル・ゴッドの言葉を借りれば「ハルフォードのツイン・アックス・アタックの“新たなる流れ”を築いてくれる人物」である。彼のプレイはアグレッシヴで強烈でありながら同時にメロディアスだ。激しいリードを奏でながら超タイトなリズムを刻むという技術も備えている彼は、最近のメタル界にありがちな深みのないギタリストとは一線を画す希な人材である。

ラックマンのアプローチは、クラシック・メタルを聴いて育った後にモダンなメタルにも挑戦したという彼の経歴の賜で、過去と現在の最高の部分を融合したものだ。アンダーグラウンド・メタルが大好きだったパトリックが初めてギターを手にしたのは12才の時で、それ以来彼はテクニックを向上させ続けIRON MAIDENからSLAYERに到るまであらゆるメタルを弾きまくった。ジューダス・プリーストの「SCREAMING FOR VENGENCE」ツアーを見て(「前から12列目の真ん中っていうチケットだった」)彼の人生は一変した。「さっそくK.K.のみたいな赤いFlying Vを買って髪の毛にもグレンみたいにブロンドのストリークを入れた」と、パトリック。彼はすっかり虜になり、他のみんなと同じようにローカル・バンドをいくつか経て、兄のティムとバンドを結成。皮肉なことに、ティムは数年前にジューダス・プリーストの有名ヴォーカリストの後釜になりそうになった人物である。

2人は1990年に西海岸の北部からもっと緑とスモッグが多い土地へと南下し、L.A.にやって来たが、レコード会社を契約を結ぶことはできなかった。90年代半ばに新たなるヘヴィ・メタル・バンドDIESEL MACHINEを結成したパトリックは、自分の音楽的ヴィジョンを実現させる新しい道を遂に見つけ、アルバム『TORTURE TEST』をリリース。このテープがハルフォードの中核を成すグループの手に渡り、現在に至ることになるのだが、パトリックはこう語っている。「すごい経験をしてるんだってことが、まだ実感として湧いてこない。でも、いつか実感が湧いたときは、ものすごい衝撃を感じると思う。メタル・ゴッドと一緒に作った曲を演奏するなんて、考えただけですごすぎるよ。」武道のインストラクターとしての免許も持っているパトリックは、また、「人を殴って生計を立てるより、全然マシな生き方だよね」とジョークも言っている。

>> www.dieselmachine.net/
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