あらすじ 《第7話〜第14話》
■第7話 「繪本 -nature−」

 手許にある「ページの破れた絵本」の完全なものを探すため、マーガレットはビブリオ・ディティクティヴのエリック・ジランに調査を依頼する。調査のためガザッソニカに向かったエリックは、内戦地域のドアイホという村に「文字を読める人物がいる」という噂を聞き、ガイドを雇うことにするが、彼の前に現れたマドラックスはガイドが殺され、彼の身にも危険が及んでいることを告げる…。

脚本:黒田洋介
絵コンテ:澤井幸次
演出:川面真也
作画監督:岩岡優子


■第8話 「魂言 -soul-」

 アンファンの追手に追われながらも、エリックとマドラックスはドアイホ村にたどりつき、クアンジッタと呼ばれ村人から崇められる美女に出会う。クアンジッタに古代文字の壁画が近くにあることを聞いたエリックは彼女とそこへ向かうが、村にはアンファンの傭兵たちが既に迫っていた…。

脚本:黒田洋介
絵コンテ:澤井幸次
演出:川面真也
作画監督:岩岡優子


■第9話 「残香 -scent-」

 バカンス旅行に向かうマーガレット一行。だがホテルへ向かう途中、ヴァネッサの運転する車が故障してしまう。途方に暮れる一行の前に現れ車を修理してくれたのはルチアーノという名の男だった。ルチアーノに礼を言って別れた一行はホテルに向かうが、貸切だったはずのホテルにはなぜかブックワルドの重役とカロッスアの姿が…。

脚本:黒田洋介
絵コンテ・演出:守岡 博
作画監督:津幡佳明


■第10話 「侵触 -dive-」

 自分の会社がガザッソニカの内戦に荷担しているらしいことを知ったヴァネッサは、真相を究明するため独自に調査を開始する。ヴァネッサは学生時代の友人・バッジスの協力を得て、会社のホスト・コンピューターへの侵入を企てるが…。

脚本:黒田洋介
絵コンテ:澤井幸次
演出:黒澤雅之
作画監督:竹上貴雄


■第11話 「異国 -object-」

 会社の不正を暴くため、単身ガザッソニカへと飛んだヴァネッサは、証拠のデータが転送された端末の所有者・アインスを探し出し、彼に接近する。しかし、アンファンの長・フライデーはヴァネッサの行動をはなから見通していた。アインスと会合するヴァネッサの前にアンファンの追手が迫るが…。

脚本:黒田洋介
絵コンテ:澤井幸次
演出:黒川智之
作画監督:門 智昭


■第12話 「消意 -close-」

 データを手に入れたヴァネッサは、いったんマドラックスの護衛のもと身を潜めることになる。「戦場の論理」をさらりと口にするマドラックスに、とまどいを覚えるヴァネッサ。 いっぽう、カロッスアはなぜかフライデーに「データを盗んだ犯人はマドラックス」だと嘘をつき、密かにマーガレットに接近する。そして、マドラックスのもとにはカロッスアの命を受けたリメルダが…。

脚本:黒田洋介
絵コンテ:黒澤雅之
演出:有江勇樹
作画監督:なかじまちゅうじ


■第13話 「覚鳴 -awake-」

 マーガレットに会ったカロッスアは、彼女の持つ絵本のタイトルが「サークス・サーク」であることを伝え、自分も過去の記憶を失っていることを話す。カロッスアに親近感を覚えるマーガレットだが、メイドのエリノアは漠然とした不審を抱く。いっぽう、アジトに身を潜めるマドラックスとヴァネッサは、互いに身の上を語り合い、心を通わせるようになっていくが…。

脚本:黒田洋介
絵コンテ・演出:川面真也
作画監督:山下喜光


■第14話 「忘想 -memory-」

 アンファンの送ったメッセージに触れ、記憶が混乱したマドラックスは、ヴァネッサが眠っている間に一人街中にさまよい出る。ようやくマドラックスを探し出したヴァネッサの前に現れたのはリメルダだった。一方、カロッスアはマーガレットに彼女の本が狙われていると話し…。

脚本:黒田洋介
絵コンテ:澤井幸次
演出:黒澤雅之
作画監督:大澤 聡


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