the id : 2005.9.12
先日、アメリカのテキサス州ダラスに行ってきました。7月のLAに続き、2度目の海外イベントへの参加でした。どちらのイベントでもアメリカのファンの皆さんにとてもあたたかく迎えていただき、本当に嬉しかったです。私の歌が海を渡ってこんなにたくさんの人に聴いてもらえているのかと思うと本当に幸せです。
LAでは5000人もの人が私の歌を聴くために集まってくれたり、テキサスでも客席の人が私の曲の日本語の詞を一緒に口ずさんでくれているのが見えたり、空き時間にはテキサスのウェスタンブーツを買ってみたり、美味しいお食事を食べたり……と、良い思い出はいっぱいできたのですが、やっぱり一番インパクト大だったのはといいますと。
テキサスのホテルでわたくしが優雅に朝のお風呂に入っておりましたら、何か大きくてテカっとしたこげ茶色物体が目の前を通過。そうです。アレです。朝起きたてだったのでコンタクトを入れておらず、よくは見えませんでしたが明らかにアレだとわかりました。素早く走ったり、だしぬけに飛んだりする嫌われ者。つまり、ゴキさんです。
しかしそれにしてもあまりに大きいのです。のちにどんなに「大きかったんだよ!」と人に話してもその恐ろしさが伝わりにくいので、たばこかなんかと比較して写真の1枚でも撮っておけばよかったと思ったりしますが。
とりあえず入浴中だったので慌てて服を着て、隣の部屋にいるはずのディレクターを呼び出しました。だけど彼女も私と同じくらい虫が苦手なので役にたたず、今度はマネージャーを呼び出しました。
おそるおそるバスルームをあけると、そこにはいまだかつて、誰も見たことがないほどの大きな、ベリービッグなコックローチさんがいらっしゃるではありませんか!!
ここから先は私は奥の部屋に逃げてしまったため、音声のみで状況を把握していたのですが、どうやらマネージャーが紙コップで確保!したかと思いきや、なんと、入り切らない!!はみでた!そして逃げた!でかい!!!
そこでいよいよ、ホテルのセキュリティーを呼び出して退治にきてもらいました。
やってきたおじさん、「ワーオ、テキサスサーイズ!」と一言。やっぱり地元の人から見てもこのサイズは異例なのか?!無線で「ただいま現場に到着しましたー、これより退治にあたります、どーぞ」的なことを本部に伝えるとおもむろに手にとった新聞をまるめてバスルームへと入っていきました。
パンパン!パン!とバスルームから彼がとどめをさす音が数回聞こえ、やっつけてくれました。そして笑顔とともに彼は去っていきました。
おそるべしテキサス!!
*maaya*