the id : 2013.02.04

『 そして2013年が始まりました。 』

さあ。何から書けばいいんでしょう。
年が明けて1ヶ月ですが、まるでもう1年ぐらい過ぎ去ったかのようにボリュームのある1ヶ月でした。年越しライブ、ミュージカル、アルバム制作などなどなど・・・。

まずは昨年11にスタートしたTOUR“ミツバチ”、無事全15公演を完走しました。各地であたたかく迎えてくださった皆さん、本当にどうもありがとうございました。年末のおいそがしい中、寒い中、駆けつけてくださって嬉しかったです。「シングルコレクション+ミツバチ」を引っさげてのツアーということで、自ずとセットリストはシングル曲中心になり、とても華やかなライブになったなあと思ってます。
ファイナルは人生初のカウントダウン。1年の最後、そして新しい1年の最初という大事な瞬間を、私のライブで過ごそうと足を運んでくださる方がこんなにたくさんいるなんて!と、ただただ感謝の気持ち。みなさんに明るく楽しい気持ちで新年をスタートしていただきたい、期待と笑顔でいっぱいの年越しにしようと思いながら、歌っていました。
本当にバンドもスタッフもみんな仲良しで、いつも笑い声が絶えませんでした。ずーっと終わらなければ良いのに!と思うくらい毎日が楽しくて。日々変わっていく、育っていく音楽を体感しながら、常に発見がありました。ミツバチに収録されているのは2005年以降のシングル曲が中心となっていますが、出会いとチャレンジに満ちた7年間、それらを改めて振り返り、過去に感謝する大切な時間にもなりました。こんなふうに無邪気に、ただひたすら自分のために素直に歌えるようになった今の私を心強く思います。

元旦の朝方、打ち上げから帰り、久しぶりに目覚ましをかけずに眠りました。次に目覚めたときから、心は「ダディ」のものに。「ダディ・ロング・レッグズ~足ながおじさんより~」アンコール公演の準備に入ったわけです。稽古は1月4日の初日前日のみ。約3ヶ月というブランクがあってのジルーシャ役、大変なのはわかっていたことで覚悟がありましたが、それでもやっぱり過酷でした!セリフを叩き込み直し、譜面とにらめっこ、たくさんの段取りを確認して……でもそれだけじゃなくて、やるからには以前よりもっと理想とするジルーシャに近づきたいという想いでした。お客様の応援があってこのような異例のアンコール公演が実現し、短い期間ではありましたが感謝の気持ちを込めて、そしてまたこの作品に触れられる喜びを噛み締めて、ステージに立ちました。演じている私たちも幸せな気持ちになれるこのミュージカルで年明け早々皆さんとお会いできたのは、とても嬉しいことでした。

そしてそして千穐楽を終えたその瞬間から、今度はアルバム「シンガーソングライター」に全力投球!
ツアーと平行してずっとレコーディングは行っていましたが、ミュージカルの間はいったんオフにしていたスイッチを、もう一度オン。そして!ついに、完成しました。
このアルバムについてはまた今度ゆっくり語らせていただこうと思っていますが、全曲の作詞・作曲を私自身が手がけた初めてのアルバムです。それを引っさげてのツアーもあります。今年の誕生日は大阪ということになります。今年もまだまだノンストップです!

皆様も充実した1年をお過ごしください。今年もよろしくお願いします。

*maaya*