 | 回答者:ライブ演出 齋川 光行
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1)いつもなんて呼んでますか?
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呼び方はその都度変化します。
ライブの当日は『真綾さん』。通常スタジオ等では『Maayaちゃん』。
たまにボケかました行動にあきれたときは、ため息の後に『(一拍おいて)まあや・・・』。
本人は知らないと思いますが、昨年夏のとあるライブ後からスタッフの間では、『CO-HIME(小姫)』。ちなみに『HIME(姫)』と呼ばれるのは通称Y.K女史。
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2)あなたの知っている「坂本真綾伝説」
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昨年の『タナボタライブ2』のリハーサルスタジオでの話。
CO-HIMEは、ライブが近くなると緊張や興奮等、様々な葛藤からか、どうしても出て来てしまう「ニキビ」。それをなんとかしようと思ったHIMEことY.K女史。
リハスタに差し入れ×一杯。それはニキビ対策の自然食品。テーブル一杯に広げられた「THE NATURAL HOUSE」の食品群。
笑顔一杯のCO-HIMEは言った。『ありがとうございま〜す!♪ お気遣いとっても嬉しい〜』
ところが、夕食時にスタジオに響く元気な声、『エーッと私、カルビ焼肉弁当お願いしま〜す!』
思わず「なんじゃそりゃ!」と裏拳突っ込みを入れそうになった3人がそこに居た。
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3)坂本真綾に「これはやめてほしい」と思っていること
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無茶な意地っ張り。それは、みんなに心配掛けないようにと、ちっちゃな嘘をつくこと。
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4)坂本真綾の1番の魅力は?
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正確な答えになっていないと思いますが...なぜか目を離せられないところでは?と思います。
「大丈夫かな?」と心配すると意外にサラリとやり遂げ、安心して見ていると意表をつく失敗をする。スタッフに限らず、誰もが目を話せられない状態に引き込まれてしまう。
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5)坂本真綾は○○に似ている。
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自然に例えると ・・・・・・草木が芽吹く『春の風』
動物に例えると ・・・・・・多々不満が聞こえそうですが『ゴマアザラシの赤ちゃん(生後3カ月)』
食物に例えると ・・・・・・とんトロ『ネギ塩焼き』
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6)坂本真綾の第1印象は?
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超越的な「人見知り」で「照れ屋」。
いつかというと初打合せの場、ビクターミーティングルーム。
齋川も多分に漏れず人見知りなので、他の人達が遅れていて、Teamビクターの佐々木部長と3人で待つ間、本当に辛かった。何か話さねば!とホッケの話をしたのを覚えています。
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7)坂本真綾の弱点を知っていたら教えて下さい。
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『あふれる感動』。弱みですが、最高の長所です。これがなけりゃ全てが始らない。
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8)坂本真綾の曲の中で最も好きな曲をあげて下さい。
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『Gift』。『I.D.』。『bitter sweet』。『another grey day in the big blue world』。
『ヘミソフィア』も現在はプラス1。
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9)一緒にお仕事した時の出来事で、印象的なことは?
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ライブのとき「結構、強いとこ−あり」と思うことが最近はちらほらあります。
昨年秋の『GAKU-SAI LIVE〜その2〜』のこと。この日、スタッフの間では、妙な緊張感に包まれていました。実は、この日のLIVEは学祭LIVEツアーのファイナル(でも2回目)と言うことで、サプライズを2つ程、用意していました。
LIVEは始り、歓声の中、時は進んで行きます。サプライズNo.1『Life is good』。本人のみ内緒で、キャノン砲×2、会場に飛び出す銀箔の嵐。ビックリして海老式後退するCO-HIME。もし歌が止まっても大丈夫なようにコーラス須藤氏のサポートも用意していましたが、グチャグチャになった歌をぶつ切りながら取り戻す。その強引さにスタッフ舌を巻く。
曲が終わる頃には、とても楽しそうな笑顔。スタッフ唖然。そして、LIVEはいよいよアンコール。
サプライズNo.2『ポケットを空にして』。これは、メンバーにもはっきりと知らせていなかった。
アコーディオンを弾きながら登場するHIMEことY.K女史。これには本当にビックリしたようで、目から涙がこぼれ落ち、歌はメロメロ。(もう一人涙していたTeamビクター井上女史もあり)
ところが、曲が進むにつれ「・・・こ、こいつ、この状況を楽しんでやがる・・・」と思えるような余裕の笑顔。なんと!立ち直りの早い、恐るべし『坂本真綾』どの。
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10)そんなこんなはありますが、坂本真綾をひとことで言うと?
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ポッカリ浮かんだ−未知なるHERO-(なぜか?HEROINEではない)
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11)最後にサカモトさんにご自由にメッセージをどうぞ。
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今年は、晴れて大学卒業。目標やら希望やら色々とあると思います。
そして、今年も「厳しく」「つらく」そして「楽しく」、一つずつライブを達成して行くように頑張りましょう。 実は、勝手な希望(目標)がひとつあります。それを早めに達成出来ると嬉しいです。
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