VICP-61993
2002.10.23 Release ¥2,400(税抜)
HOLY GHOST/ホーリー・ゴースト
  
YOUR MAN, MY MAN/ユア・マン・マイ・マン
FEEL LIKE MAKIN' LOVE/フィール・ライク・メイキン・ラヴ
WORK TO DO/ワーク・トゥ・ドゥ
HAIR FEATURING LARRY GRAHAM/ヘアー・フィーチャリング・ラリー・グラハム
BETCHA BY GOLLY, WOW/ベッチャ・バイ・ゴーリー・ワウ
ALWAYS THERE/オールウェイズ・ゼア
LISTEN TO THE MUSIC/リッスン・トゥ・ザ・ミュージック
EVERYTIME YOU GO AWAY/エヴリタイム・ユー・ゴー・アウェイ
IF I EVER LOSE THIS HEAVEN/イフ・アイ・エヴァー・ルーズ・ジス・ヘヴン
WILD FLOWER/ワイルド・フラワー


[1] HOLY GHOST (BAR KAYS)
『「MUGEN」でバーケイズのステージに触れて以来、自分でもいつか歌いたいと思っていた1曲。この間、ブラザース・ジョンソンの仕事でバーケイズの面々に会って、リード・シンガーのラリー・ドッドソンと彼が日本に来た時の思い出を話したばかり。アルバムの1曲目は「ホーリー・ゴースト」よ、って彼に言ったら、すごく喜んでくれて』

[2] YOUR MAN, MY MAN (BETTY DAVIS)
『これは昔から私のレパートリーの1曲。ベティ・デイヴィスはマイルス・デイヴィスの奥さんで、元々モデルで、何から何までカッコ良くて。ラリー・グラハムがバックをやっていたことがあったから、彼女とは面識もあるんだけど、想像通りの女性だったわ』

[3] FEEL LIKE MAKIN' LOVE (MARLENA SHAW)
『ロバータ・フラックがオリジナルだけど、私がインスパイアされたのはマリーナ・ショウのヴァージョン。自分のデビュー・アルバムでも取り上げたことのある思い出深い1曲ね』

[4] WORK TO DO (ISLEY BROTHERS)
『とにかくアイズレーは大好き。私がレパートリーにしてきた曲の中でも特に大切な1曲。曲に一つアクセントが欲しいって言ったら、ジェラルド・アルブライトが駆けつけてくれ、サックス・ソロを吹いてくれたの』

[5] HAIR FEATURING LARRY GRAHAM (GRAHAM CENTRAL STATION)
『これはスリー・チアーズの頃から歌っていた曲。もちろんグラハム・セントラル・ステーションでも歌い続けて。人を髪の毛でジャッジするなっていうメッセージもこの曲が好きな理由ね。この曲を取り上げるってラリー・グラハムに言ったら祝福してくれて、彼からゲストを申し出てくれて。最高のレコーディングだったわ』

[6] BETCHA BY GOLLY, WOW (THE STYLISTICS)
『東京音楽祭の時にスタイリスティックスと一緒のステージに立つことがあって、とにかく彼らはジェントルで、ロマンティックで。バラードは本当にいい曲ばかりなんだけど、自分で特に歌ってみたかったのがこの曲。女性だったら、フィリス・ハイマンのカヴァーもあったから』

[7] ALWAYS THERE (SIDE EFFECT)
『今もサイド・エフェクトではレパートリーにしている曲。バックのコーラスはもちろんサイド・エフェクトにお願いしたの。で、アレンジも今風にしてみたんだけど、メンバーはちょっと乗りにくかったみたい(笑)』

[8] LISTEN TO THE MUSIC (DOOBIE BROTHERS)
『これもレパートリーとしては付き合いのすごい長い曲ね。でも、聴いてもらえれば分かってもらえると思うんだけど、ドゥービー・ブラザースというよりはアイズレー・ブラザースのヴァージョンに近いの。どうしてもロナルド・アイズレーのあの独特な歌い方が好きで』

[9] EVERY TIME YOU GO AWAY (HALL & OATES)
『ブルー・アイド・ソウルではホール&オーツが好き。彼等のソウル・ミュージックに対するアプローチが黒人ではない私がソウルにアプローチするのと共通するものが感じられて、すごく共感できるの』

[10] IF I EVER LOSE THIS HEAVEN (LEON WARE)
『みんな、私がこの曲を歌うとアヴェレージ・ホワイト・バンドのヴァージョンを思い浮かべるみたいだけど、私が好きなのはミニー・リパートンが歌っているクインシー・ジョーンズのテイクの方なの。クインシーが来日した時に、まだデビューしたてのブラザース・ジョンソンが紹介されてこの曲を演奏してくれたのを今でもよく覚えているわ』

[11] WILD FLOWER (SKYLARK ~ NEW BIRTH)
『ニュー・バースの「ワイルド・フラワー」はずっと大好きで。いつかは歌ってみたかったんだけど、その夢がようやく実現したわ。そう言えば、この曲を録音していたスタジオでデモ・テープ作りをしていた若い黒人の男の子が何故か頻繁に私のスタジオを覗きに来てたんだけど、ビックリしたことにその男の子、ニュー・バースのリード・シンガー、レスリー・ウイルソンの息子さんだったの!偶然は偶然なんだけど、こんな巡り合わせが起こるなんてちょっと信じられない気分だったわ』

( )内はオリジナル・アーティスト