CHIHIRO ONITSUKA SPECIAL WEBSITE

NEWS

鬼束ちひろ
LIVE Blu-ray & DVD
「Moses to Elise」
2023.8.9 RELEASE

ライブアルバム「Tiny Screams」にも収録された伝説のライブの秘蔵映像が“オフィシャルブートレグ”(公式海賊盤)として待望のリリース決定

ロングヒットを記録し今なお名盤と語り継がれる鬼束ちひろ初のライブアルバム「Tiny Screams」。そのライブ音源にも収録されている2016年11月4日東京・中野サンプラザホールでの一夜限りのステージは、圧倒的なパフォーマンスからファンの間で近年のベストアクトと呼ばれていたライブ。5台の資料用カメラのみでの収録だったため特典映像を除き全編の商品化が見送られていたが、今回多くの要望の声に応え“オフィシャルブートレグ”(公式海賊盤)と銘打って、VICTOR ONLINE STORE限定の完全生産限定盤として商品化が決定。ノーカットライブ映像に加え、2016年に行なった複数のライブの未発表写真を含む全44ページのライブフォトブック付き豪華パッケージ仕様となる。

さらに期間限定受注生産としてオリジナルTシャツ付の商品も販売。
(受注期間:2023年6月1日(木)~7月9日(日)23:59締切)

鬼束ちひろ
LIVE Blu-ray & DVD
「Moses To Elise」

  • 2023.8.9 RELEASE

      • VICTOR ONLINE STORE限定

        完全生産限定盤商品

          • Blu-ray+Photo Book

          • NZS-935 / ¥7,200(税込)

          • ORDER
          • DVD+Photo Book

          • NZS-936 / ¥6,700(税込)

          • ORDER
      • 期間限定完全受注生産商品
        (オリジナルTシャツ付)

        受注期間:2023年6月1日(木)~7月9日(日) 23:59締切

          • Blu-ray+Photo Book+Tシャツ(Moses to Eliseバージョン)

          • ¥11,200(税込)

          • ORDER
          • Blu-ray+Photo Book+Tシャツ(Tiny Screamsバージョン)

          • ¥11,200(税込)

          • ORDER
          • DVD+Photo Book+Tシャツ(Moses to Eliseバージョン)

          • ¥10,700(税込)

          • ORDER
          • DVD+Photo Book+Tシャツ(Tiny Screamsバージョン)

          • ¥10,700(税込)

          • ORDER
        • ご予約の際は、リンク先よりTシャツサイズをご確認の上、ご注文ください。

        オリジナルTシャツ
        • Moses to Elise
          バージョン
        • Tiny Screams
          バージョン
        • M : 着丈69cm / 身幅52cm / 袖丈20cm

        • L : 着丈73cm / 身幅55cm / 袖丈22cm

        • XL : 着丈77cm / 身幅58cm / 袖丈24cm

  • 収録曲
    1. Cage

    2. ラストメロディー

    3. Castle・imitation

    4. 陽炎

    5. 私とワルツを

    6. Call

    7. 碧の方舟

    8. 嵐ヶ丘

    9. 眩暈

    10. BORDERLINE

    11. MAGICAL WORLD

    12. 夏の罪

    13. 帰り路をなくして

    14. 流星群

    15. good bye my love

    16. 月光

    (2016年11月4日 東京中野サンプラザホールにて収録)

今も根強い人気のライブ盤『Tiny Screams』には、ステ-ジを記録した映像が残されており、一部は既に特典として世に出されたが、今回、フル・ヴァ-ジョンで商品化されることとなった。
当時はあくまで資料用の撮影だったが、カメラは5台回っており、鬼束ちひろ本人はもちろん、富樫春生(ピアノ)、結城貴弘(チェロ)、竹本一匹(パ-カッション)の姿を、過不足なく捉えている。
ちなみに三者の演奏は、歌の背景をピアノが描き、心の内面をチェロが、鼓動をパ-カッションが、という基本的役割はありつつも、作品によって三角形の面積が、自由に変化するのも聴き所のひとつだろう。
前述した通り、当初から映像作品を目指し、演出を考えたものではない。でも、むしろそれが功を奏し、彼女のパフォ-マンスをまっすぐ伝えていく。ライブ当日、2016年11月4日の中野サンプラザホールの客席に、時を超え、招待されたかのような興奮を覚える。
パフォ-マンスという表現を使ったが、言うまでもなく、彼女の表現は「歌」という強靱なコアに支えられており、肉体の動きは歌声をなぞるかのように現れていく。ファンにはおなじみの「call」や後半の「帰り路をなくして」などは典型であり、歌の拡がり、歌の奥行きが、五体の動きとともに視覚へと紐解かれるものの、「歌」そのものへの余計な味付けにはなっていない。これぞまさに“振り付け”られたステ-ジとの違いであり、彼女ならではのものなのだ。
音楽の映像作品というのは、そこで何が行われたのかを把握してしまうと、繰り返して観なかったりもするが、本作は違う。観るたびに、様々な場面からエモ-ションが湧き上がり、時にそれは、ミステリアスですらある。個人的には今回、改めてこの日のステ-ジに接し、まさに「good bye my love」は、稀代の名曲だなと思った。

小貫信昭

MOVIE

DISCOGRAPHY