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〜快晴。 |
また6時に目が覚める。B&Bにておいしい朝ご飯。ここには前回も何泊かしたのだが、オーナーが変わっていた。朝起きると「おはようございます」と流暢な日本語。以前、メトロポリタンオペラで歌っていたらしく、何度も日本に行ったことがあるという。
スタジオに戻る途中、近くの湖まで散歩中の堀江くんと岸田くんに逢う。スタジオに戻り川本くんと話す・・・川本くんが喋ってる!扁桃腺の腫れもおさまり、だいぶ回復したようだ、ほんと良かった。さ、いよいよレコーディングだ。僕らは今回もアナログレコーディングにこだわっているのだが、Quantegy(アナログテープを唯一作っていたブランド)が数ヶ月前に倒産、テープの入手が非常に困難になって来ている。
なんとか10リールを確保した。岸田くんが「December」[注8] と「虹色の天使」[注9] の歌詞を書く。僕はスプリングフィールド駅でクリフをピックアップ。クリフはNYで昨日も深夜までライブ、今朝の電車に乗ってかけつけてくれた。クリフとはもう3年以上の付き合いだ。スタジオにて皆で再会を喜ぶ。「December」のリハーサル開始、テンポ、グルーブのフィーリング、Keyを決めるのに手間取り、テイクを重ねるごとにトラックがまったりとしてくる。結局、良いテイクはとれずじまい、明日に向かう。
川本くんの扁桃腺に始まり、正直、今日まで3日間のセッションはかなり調子悪い。