やん:ま、ちょっと、このままではねぇ・・・
大村:じゃ、隣りあってるやつを食べてみよっかな・・・(とぬか漬けに箸をのばす)(隣りの浅漬けのナスの紫色がぬか漬けのナスにうつってるのを指して)、ほらっ!これ最悪、ほらっ!(笑)
やん:(笑)あー、これね、この感じね。
大村:(笑)なんかね、なんか大切なものを汚された感じがするんですよ、これ。
やん:(笑)じゃ、この問題の"色うつり"のとこらへんからチャレンジしてみるってのはどうですかね?
大村:うん。(食べてみる)・・・・・・ちょっと待ってね・・・うん・・・(水を飲む)・・・飲んだ。
やん:だいじょぶ?
大村:だいじょぶ。
やん:ほんとに?
大村:うん。
やん:なんか、あれなんちゃう?ごはんと一緒にかき込んでみるとか、色々あるじゃないですか、食べ方が。
大村:・・・そこまでして、食べんの?(笑)
やん:(笑)いやいや、もちろんおいしく食べていただかないといけないんですけど。
大村:もう一個、小学校の頃のエピソード言ってもいいですか?
やん:どうぞどうぞ。
大村:すごく好き嫌いの多かった時代に、ほんまに俺、給食ん時は最後まで残されるわけですよ。みんな掃除始まってんのに座ってるみたいな。
やん:はい。
大村:で、先生が怒って「もう鼻つまんででもええから食べなさーい!」言うて、わーって食べて。で、そのあと家で嫌いなもんが出たときに鼻つまんで食べたら「バコン」ってしばかれた(笑)。やっぱそういうのは良くないんやなーって。
やん/とも:(笑)
やん:やっぱ、あの給食ん時の、食べられへん子をそのまま食べれるまで帰さへんっていう感じ、あれ、ないよな。
大村:あれ、ひどい。
やん:あれ、ひどいよね。
大村:えっと、それで、俺が今言ったエピソード的には、"嫌いなもんは、そんな鼻つまんでまでして食べるんやったら食べなくていい"って言うことなんですけど・・・(笑)
やん:(笑)ま、ま、それを言ってしまうと今日の企画じたいがポシャってしまいますので(笑)。
大村:(笑)
やん:(笑)この後もう一件ですね、お店も控えていますので、とりあえずふた品目を・・・。
大村:こっちの?(と炒め物を指差す)
やん:これなんて言う料理ですか?
とも:"茄子の醤油炒め”です。
やん:美味そうな名前じゃないですかー、大村さん。じゃ、まず、僕が一口いただいてもよろしいですか?
大村:どうぞ。(ナスを見て)うわっ、でっか・・・。
やん:僕もナスは実はそんなに得意ではないねんけど(モグモグ・・・)。
大村:美味い?
やん:・・・・・・.
大村:美味い?
やん:・・・うん・・・
大村:(笑)今の間は何?
やん:いや、美味い、あ、でもこれ・・・ナスやね、ナス(笑)。
大村/とも:(笑)
やん:でも、醤油の味つけがしっかりしてるから食べやすいかも。皮や中身のふにゃっとした感じもあんまり気にならへんし。
大村:じゃ、ちっこいやつ、行こかな・・・わっ、でかっ!
やん:達身、何かとさ、肉とかとさ、一緒にさ。
大村:(ナスを挟んだ箸を見て)・・・ほら、箸が紫色んなった!
一同:(笑)
大村:(肉をつまむ)
やん:肉、肉、あー、いいですねー、肉、美味そうじゃないですか!
大村:おいしそうなシメジ。(シメジもつまむ、ナスには躊躇。)
やん:うまそうですねー。それらを、まず噛みしめつつ、ナスをこう、ピュッと。
大村:・・・・・・・・・
やん:達身、わかった、無理せんとき・・・
大村:大丈夫、大丈夫、食べてみる。(お肉とシメジを口に含む)
やん:美味い?
大村:うん、味付けは美味い。
やん:そやね、美味いね。
大村:・・・あ・・でも・・・なんや・・・(笑)・・・うっ・・・
大村:ある!・・・感じる!・・・むちゃくむちゃ感じるこれ!(お肉とシメジにナスの味が移っているということであろう)
やん:あ、でもそれってわかる気すんねんなぁ。
大村:・・・ぐっわー・・・今ねぇ、小学校の頃の色んな思い出とかがね、フラッシュバックした。
やん/とも:(笑)
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