キャラクター紹介
三平
姓は三平(みひら)、名は三平(さんぺい)。10才位の少年である。一平という祖父と2人暮らし。
東北の山奥の村に住み、都会とは無縁の生活をしている。三平少年は、その祖父の血を受け、且つまた厳しい教えを受けて、子供ながら、既に祖父一平を凌ぐ釣りの名人になっている。性格はあくまで明朗快活。一度や二度の挫折にはくじけないファイトを持ち、ライバルですら友としてしまう心の広さを持つ。唯一の欠点は、少々おっちょこちょいで三枚目なところ。
「釣り」と聞くと目の色を変えて、こうと決めたら直ちに行動に移り、素晴らしいファイトを発揮する。誰からも好かれる少年。
一平
三平の祖父。60過ぎ。竿作りの名人。釣りの名人で孫の三平に釣りの外形的テクニックや精神的なものを、時にはやさしく、時には厳しく指導する。三平の釣りの師匠ともいえる。
常に野良着の上にチャンチャンコを着込んだ姿がトレードマークで、身辺を飾らず素朴な人柄の心の広い老人。
ユリ(ユリッペ)
三平より2才年上で隣の農家の娘。明朗で可愛い顔の少女だが、行動力は抜群で、よく三平や一平と一緒に釣りに行き、行動を共にする。2才年上なので、母のいない三平にまるで年上女房のように三平の世話を焼きたがる。よって、ひとたび三平の周囲に他の少女や美貌の娘が現れると嫉妬する。
鮎川魚紳(あゆかわぎょしん)
30位の釣りキチ男。背中に「祈願・日本一周釣行脚」と記したベストを着用。サングラスをかけ、一見、不気味な男。だが、実は金持ちの家に生まれ大学まで出ているが、釣りの魅力に取りつかれ、日本はおろそか世界中を釣りして回り、誰にも釣られたことのない珍魚、怪魚を釣ることに一生を賭けている。通称“魚紳さん”。