VIBG-5017

傑作選 釣りキチ三平 三日月湖の野鯉

あらすじ紹介

第6話三日月湖の野鯉(1) お化けカッパの正体

その昔、増水で上流から養殖されていた鯉が流れ出し、今では野生化した野鯉の棲み処となっている三日月湖が、ユリの田舎にあるという。さっそくユリとともに湖を訪れた三平は、そこで魚紳という凄腕の釣り人と運命の出会いを果たす。彼からこの湖に住むカッパの噂を聞かされ、三日月湖に棲む大物の予感に闘志を燃やす三平。果たしてカッパの正体とは何か?

第7話三日月湖の野鯉(2) 魚紳さん勝負だ!

カッパの正体は超大物の野鯉? 毎日決まった通り道を巡回するという鯉の習性から、ポイントを調べるために湖に飛び込んだ三平は、そこで魚紳の姿を目撃。彼の釣りに対する執念の前に驚くと同時に、強力なライバルの出現で血が騒ぐ三平だが、肝心の巨鯉対策が浮かばない…。悩みぬく三平、そんな彼の前に新たな助っ人が現れる。

第8話三日月湖の野鯉(3) 決死のドロボー釣り

魚紳との対決当日、三平は一平爺さんの「鯉のドロボー釣り」の話をヒントに野鯉のポイントを目指す。用心深い鯉の挙動に翻弄されながらも、三平のテグスにはついに大物の手ごたえが! 巨鯉との文字通り、生身の格闘の果てに三平が見るものは? そして三平流のドロボー釣りとは?釣りの野生のセンスが炸裂する三日月湖の野鯉編、ここに完結!

第73話湖の殺し屋ブラックバス

他の魚を食べつくすため、「湖の殺し屋」と呼ばれ、食害魚とされるブラックバス。しかし、ブラックバスは本当に食害魚といえるのかどうか。それを確かめる実験が、大きさも環境もほぼ同じ二つの池、双子池で行われていた。しかし事情を知らない釣り人がどちらの池にもブラックバスを放流してしまうという事故が起きてしまい、実験は大きなピンチを迎えることになる。