ラーメン道

*東龍軒日明本店。広島から九州にやって来てとんこつの味を知り、そしてこのお店に出会った。以来、週に何度も足を運んでしまう心の中のベストテン第1位のラーメン屋だ。
というわけで今回は、東龍軒のラーメンの美味しさの秘密に迫ってみまーす。
まず、ラーメンの美味いまずいを左右するスープなんやけど、濃い口のとんこつスープの店が多い北九州の中でも割とさっぱりとした薄口のとんこつスープ。 これには理由があって、この東龍軒は注文の際に麺の堅さやにんにくの有無、更にスープの濃い・薄いを選択でき、テーブルの上に置かれた辛子高菜(絶品!)を自由に入れることが出来るためスタンダードなラーメンは敢えてさっぱりとしたとんこつスープに仕上げているのだ。そう、つまりこの東龍軒のラーメンは選択次第でお客さん一人一人によってまったく違うその人オリジナルのラーメンが出来上がってしまうんだね〜。う〜ん。素晴らしいですね〜。
ほいじゃぁここで、僕のラーメンの食べ方を紹介します。まず、店に入りカウンターの席に着くとおばちゃんが注文を聞きに来るからそこで「ラーメン有りの堅麺で」と通っぽく注文。素人はよく「ラーメン堅麺で」などと注文し、おばちゃんに「にんにくはどうされますか?」などと聞き返される。この時間の無駄を省いた大変効率的な注文方法だ。通にしかできない技だ。おう。ラーメンが来るまでの時間は普通はテレビでも見ながら水を飲んどくもんやけど、腹が減ってる時はよく餃子のタレ用の小皿に辛子高菜(絶品!)を少し盛り、お腹を落ち着かせます。美味い!さぁ、いよいよラーメンの登場ばい。おぁっとみんな、まさかいきなり麺をすするようなことはしないよねぇ。はい。当然まず最初にスープを味わいます。美ん味い!後は黙々とラーメンを食います。食います。そう、最初は辛子高菜とかは入れずにスタンダードなラーメンを楽しむんだ!何故だって?それは替え玉が待っているからに決まってるじゃないか!ふぉい!もちろん替え玉も堅麺さ。ここ東龍軒では替え玉麺と一緒に「スープが薄くなったらこれを入れてください。」とスープの原液みたいなんが出てくる。んで、替え玉麺を入れてちょっとこのスープ原液を入れて、辛子高菜(絶品)をどばっとこれでもかといわんばかりに入れる。入れる。入れる。もうスープは辛子のおかげで真っ赤。せっかくの薄口とんこつスープが台無し。でもこれでいいんばい。替え玉後は別のラーメンを食べる気で食ってるもん。そうなんです!2杯ラーメン食ってるようなもんなんです!最初の1杯目はスタンダードに。2杯目は辛子高菜(絶品)たっぷりラーメン(濃い口)。こんだけのことして楽しんでなんとたったの550円!!素晴らしいとしか言い様がないね。うん?食いたくなった?美味いぜ。美味いぜ。美味いぜ。
ツアーでよく東京に行くけど、高いしまずいラーメンが多いっちゃね。あーゆうのは駄目ね。よくない。やっぱりラーメンは九州とんこつばいね。うっひょっひょ。 さてと、なんか腹減ってきたけぇ、東龍軒にでも行って来ようかね〜。
バイバイ。