第一回/お客様:山内惠介さん(歌手)

こんばんは、マミです。毎日すごく寒いけどお風邪を召されてませんか?飲みすぎて駅のベンチで寝るなんてもっての他ですよ。マミも昔は泥酔して公園で寝たり、三畳の部屋で友達六人で寝たりしたけど、そういった荒れた生活は体に良くないのです。いろいろあって身をもって勉強したので、老婆心ながらアドバイスさせていただきます。ま、老婆心といっても、マミはまだまだピチピチですけどね。アハハハハハハハハハハハハハハハ。

というわけで、第三回目にしてようやくスナック・マミにお客さんが来たわ。今夜のお客様は、最新シングル「流氷鳴き」が大ヒット中の、山内惠介さんです。スナックマミにようこそ。

「あー、お店の中あったかいですねー。実は昨日まで札幌キャンペーンに行ってたんですよー」
―今なんて札幌は寒かったでしょ?
「全然。気温は寒かったかもしれないけど、キャンペーンに来てくれる人の心があったかくて、汗かいちゃったたくらいですよー」
―盛り上がったんだ?
「盛り上がってますよ!北の海、オホーツクが舞台の歌だから、北海道では特に熱く盛り上がってます!ここだけの話、流氷も溶けたって話ですよ。」
―アラそうなの。流氷溶けて無くなっちゃって、流氷無き、なんちゃって。
「(その冗談全く無視して)「流氷鳴き」はホント聴きどころ満載の名曲ですよ。全てが聴きどころなんですけど、特に♪愛すればこそ 愛すればこそ 振り切った・・・というフレーズ。男の哀愁、優しさが溢れてて大切に歌ってます」
―熱いわね。惠介君はホントに歌が好きなのね。
「そうですねー。僕にとって、歌とは生きる事、命と言っても過言ではないですね」
―見た目は細いのに太くて熱い事言ってくれるじゃない。
「僕はけっこう熱い男ですよ。僕くらいの世代が頑張らないと、日本が元気出ないですからね。でも最近よく思うんですが、今の日本、僕と同世代の方が悪い意味でクローズアップされてるじゃないですか。あれがとっても悲しいんですよね。今の日本に一番たいせつなのは、“人間のやさしさ”だと思う。家族だから、友達だから、じゃなく、すべての人に優しくできれば素晴らしいと思う」
―んまっ・・・。泣かせること言うわね。マミ、ちょっと泣いちゃった。流氷泣きしちゃったわ。
「違います!流氷泣きじゃなくて、流氷鳴き。間違わないで下さい」
―ごめんなさいね。でも、惠介の熱さに、マミ、ファンになっちゃったわ。
「歌に関しては熱いですよ!でも熱い風呂も好きです。半身浴しながらよく読書してます。いい汗かけますよ」
―当分の活動は?
「キャンペーンで全国を回ります。詳しくはホームページ「惠介チャンネル」を見てください」

―惠介、凄いかっこいい男でした。あんなに線が細いのに生き様は太く熱い。いま、一番男を感じる歌手ですね。ちなみに、無人島に1枚だけレコードを持ってくなら何?って聴いたら「美空ひばりさんのライブ盤」ですって。ほんとに歌が好きな気持ちが伝わってきたわ。では今日の1曲、山内惠介で「流氷鳴き」。ドゾー。
play流氷鳴き

 収録シングル:「流氷鳴き
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