09.夢にしか出てこない街 (作詞:山名昇 作曲:鮎川誠)

ジョン・メイオールとかエリック・クラプトンが60年代にやっていたようなブルースをイメージしてやってみようということで始めたんだけど、シーナのソウルが物凄い出てて、思っていた以上の作品になった。最後の箇所の「砂漠に雨が降る」といういきなり詞のタッチが違うけ、ガラッと変えようということだけ口約束していたんよ。そして、ミシシッピのブルースから中近東に飛ぶかとかと考えよったらシーナが歌いだして、川島が突然叩きき出して、奈良がベース弾いて“これだ!”という感じの、またやるのが大変なほどの瞬間のマジックが起こった曲だと思う。