|
【GLOBE ROOTS シリーズ】
キューバのうた/V.A
VICG-60438/2001.7.25発売/¥2,600(税抜)
|
ブエナ・ビスタ人気で頂点を極める、キューバ音楽の伝統と革新。新旧の演奏家のジョイントによってキューバ音楽の過去と未来を繋ぐ。キューバ、いにしえのうたの世界!
トローバ、ソン、ボレロ、カンシオーンなどキューバの伝統的な歌の歴史を、現代的な感覚により甦らせる意欲作。プロデューサーのエフライン・リオスは来日経験もあるキューバン・ルーツ志向の強いグルーポ・ライソンのリーダー兼トレス奏者。ボーカル、演奏陣には街の名手たちが多数参加。 |
| 01. トリステサ(悲哀) |
| 02. ジョ・ノ・サビーア |
| 03. 君は僕を忘れられない |
| 04. そうじゃないんだ |
| 05. 影 |
| 06. こんなに好きなのに |
| 07. ペンサミエント |
| 08. ミ・イドラトリーナ |
| 09. サランドガ |
| 10. いいわよといって |
| 11. コンベルヘンシア |
| 12. 偽りの誓い |
| 13. 乾いたココナッツ |
| 14. 大うそつき |
| 15. パパ・モンテーロ |
|
【*主要メンバー】
<エフライン・リオス>
グルーポ・ライソーンのリーダー兼トレス奏者。グルーポ・モンカダを経て、自身のグループ、ライソーンを結成し、トラディショナルなキューバ音楽の魅力をずっと追求してきた。また研究者として、各地に残るソン以前の音楽スタイルなどにも精通している。現在、クバニスモのメンバーとしても活躍中。
<ルイス・リオス>
エフラインの実弟で、作曲家として非凡な才能の持ち主。親しみやすいメロディー・ラインを持つ2つの曲をこのアルバムのために作曲し、何曲かでエフラインとデュエットを聴かせてくれている。ヒルベルト・サンタ・ロサなどに取り上げられ大ヒット、すでにラテン・スタンダードとなった『 QUE MANERA DE QUERERTE, QUE MANERA (邦題:あなたに夢中)』の作者。
<イグナシオ・カリージョ>
本アルバムでセプテート・スタイルのソンを演奏しているソン・デル・トロピコの花形ヴォーカリスト。
1927年ハバナの郊外グアナバコア地区に生まれる。1950〜60年代の有名バンド、ネノ・ゴンサーレスのバンドを皮切りに、コンフント・ボレーロ、そして、当時最高の人気バンド、チャポティーンのオーケストラに歌手として参加、芸歴を積んできた。キューバの名歌手といわれる人たちに共通した、ピーンと張った高音の声を持ち、一線で活躍してきた誇りが、余裕の歌唱に表れている。自身名義のアルバムが、2001年のクバディスコ(キューバ音楽大賞)トラディショナル部門にノミネートされた。
<ペドロ・ゴディーネス>
イグナシオ・カリージョと何曲かでデュエットを聴かせてくれる、50年代から第一線で活躍してきた歌手。フルートのファハルドのグループ、オルケスタ・センサシオーンという人気バンドで歌ってきた。現在は半ば引退状態だが、時々チャランガ・ルバルカーバで歌うという悠々自適な生活を送っている。
|