VICG-60293

【GLOBE ROOTS シリーズ】
ウクレレ・デュオ/
ハーブ・オオタ&ライル・リッツ

VICG-60452/2001.6.21発売/¥2,400(税抜)
 "わずか2本のウクレレが奏でる、極上のリゾート・ミュージック!ウクレレの神様ハーブ・オオタと盟友ライル・リッツが夢の共演!おなじみのスタンダード・ジャズやボサノバを華麗にきかせます。 "
01. シューフライ・パイ・アンド・アップルパン・ダウディ
02. サヴォイでストンプ
03. トリステ
04. 枯葉
05. ティーチ・ミートゥナイト
06. サンバドウロ
07. ルルズ・バック・イン・タウン
08. アイ・ウォント・ダンス
09. ブルーセット(木陰にて)
10. ドリーム


■ハーブ・オオタ Ohta-san (Herb Ohta)
 1934年10月21日ホノルル生まれの日系二世。本名ハーバート・イチロウ・オオタ。小さい頃からウクレレ奏法に興味を持ち、ペリー・バトキンSrやエディ・カマエ等、たくさんの先人の演奏を取り入れた上でハーブ・オオタ・スタイルと呼ばれる独自のスタイルを構築。特にエディ・カマエには直接師事していろいろなテクニックを学んだが、あまりにも理解が早くすぐに「免許皆伝」になったエピソードは有名である。ハワイ大学のバーバラ・スミス教授には音楽理論を師事した。  1950年に始まった朝鮮戦争の終結も近づいた1953年に米海兵隊に徴兵、志願して士官付きの通訳となり、戦争終結後の63年まで日本と韓国の基地で勤務を続けた。この時期にエディ・カマエの紹介で灰田有紀彦(晴彦)と知り合い、その縁で日本ビクターからデビュー・アルバム(昨年「ハワイアン・イン・ジャパン」シリーズで復刻)を発売、プロとしての活動をスタートした。

■ライル・リッツ Lyle Ritz
 JVCからリリースされたハーブ・オオタの2枚のアルバムでは本業のベーシストとして参加しているが、彼が1959年頃にリリースした2枚のウクレレ・ジャズ・アルバムは、ウクレレ愛好家のみならずギター愛好家からも注目された画期的なアルバムであった。これは当時米本土でスタジオ・ミュージシャン(ベーシスト)として活躍していた彼が余技として吹き込んだものだが、これをきっかけにハワイに関心を深め、後にハワイへ移住(現在も定住)、ハーブ・オオタのパートナーとしてベースを弾くとともに、ユニークなジャズ・ウクレレの演奏も続けている。  ベーシストとしての活躍も米本土では広く知られており、1966年にはビーチボーイズ「ペット・サウンズ」に参加するなど、数々の名演を残している。


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