大好評「タンゴ・エン・ハポン」に続く、日本の洋楽復刻シリーズ第2弾!
日本にラテンを定着させた偉大な先駆者“東京キューバン・ボーイズ”結成50周年(今年9月3日)を記念して、ビクターに残るラテン音楽の歴史的音源を集大成!

“東京キューバン・ボーイズ・メモリアル”編
1999年9月22日発売!

リオのポポ売り〜エル・マンボ〜 東京キューバンボーイズ・メモリアル1950 〜1964/見砂直照と東京キューバンボーイズ』
VICG-60224
メロディ・オブ・ジャパン /見砂直照 指揮、東京キューバン・ボーイズ』
VICG-60225

“本格派女性ボーカル”編
1999年10月21日発売!


セ・シ・ボン〜“ラテンの歌姫”至上のアンソロジー/宝とも子』
VICG-60226
    東京バイヨン娘/生田恵子
VICG-60227

“日本ラテン年代記”編
1999年11月20日発売!


ラテンの饗宴〜ナイトクラブ時代1959 - 1965 見砂直照と東京キューバン・ボーイズ、有馬徹とノーチェ・クバーナ、トリオ・ロス・チカノス、ロス・インディオス 他』
VICG-60228
リズムの変遷〜日本ラテン傑作選1931 - 1957 小林千代子、灰田勝彦、淡谷のり子、浜村美智子 他
VICG-60229〜60230(2枚組)


日本ラテン音楽のパイオニアたちの軌跡 !
 日本にラテン音楽が入ってきて約70年が経過した。戦前はキューバのルンバの名曲を中心にダンス音楽として親しまれ、戦後はマンボのブームをきっかけに、チャチャチャ、バイヨン、カリプソなど次々と新しいラテン・リズムが紹介され流行、今日サンバ、ボサノバ、サルサなどが幅広く聞かれる素地を作ってきた。外国のバンドの演奏したレコードも多数発売されたが、日本のラテン・アーチストたちの活躍もめざましいものがあった。
 このシリーズは、昨年末に発売され好評を得たシリーズ『タンゴ・エン・ハポン』のラテン版として企画され、日本を代表するラテン・バンドで今年結成50周年を迎える東京キューバン・ボーイズの新旧の名演奏集2枚を第1回発売とし、第2回発売分には世界的なバイヨン・ブーム以前に本場ブラジルでバイヨンを習得してきた生田恵子の名唱集、宝塚出身でラテンを得意としてきた宝ともこのビクター録音のアンソロジー、第3回発売分では東京キューバン・ボーイズ、有馬徹とノーチェ・クバーナ、トリオ・ロス・チカノスなどによるラテンアメリカの名曲を集めた特別編集盤、戦前戦後の和製ラテン曲、外国曲のカバー曲を集めてラテン音楽の日本での流行史をまとめた2枚組が登場する。
 今回のシリーズ全6点には、バンド演奏、歌、コーラスなどの多彩な内容で、ルンバ、マンボ、チャチャチャに至るまで日本人が楽しんできたラテン・リズムの歴史的な流れが映し出されている。これらはさまざまな世代の人々の「青春の音」であるだけでなく、日本の外国文化受容のユニークな過程を描きだしてもいる。

シリーズ企画構成 西村秀人


あれから10年 見砂直照 今 再び サウンドする
東京キューバン ボーイズ 結成50周年 記念公演

指揮:大 實
構成:納見 義徳
監修:竹村 淳
友情出演:原 信夫
ゲストシンガー:坂本スミ子、竹平明世、あい御影、竹越ひろ子
ゲストプレイヤー:豊岡 豊(ティンバレス)、テディ池谷(ピアノ)
ゲストダンサー:アルベルト・ロマイ&ミカ
司会:中村とうよう

1999年10月29日(金) 開場 18:00 開演 18:30
新宿 厚生年金会館
全席指定 S席¥5,000 A席¥4,000(各税込)
主催:文化放送、実行委員会 後援:キューバ共和国大使館


東京キューバン・ボーイズ プロフィール
1910.8見砂直照、金沢にて生まれる
1949.9 東京キューバン・ボーイズ結成
1951.7 東京キューバン・ボーイズ、ブラスを強化して20人編成に
1953 東京キューバン・ボーイズ、ストリングスを外してフル・バンド編成にザビア・クガート楽団来日
1956.9 ペレス・プラード初来日公演で共演
1958.10 10周年記念リサイタル「琉球組曲」「コンガの響き」上演
1959.12 トリオ・ロス・パンチョス初来日公演で共演
1965.10 15周年記念リサイタル「祭りの四季」で芸術祭奨励賞受賞
1968.1 見砂直照、ハバナ文化会議出席のため初めてキューバ訪問
1969.11 20周年記念リサイタル「黒い太陽」「あがらうざ」で芸術祭優秀賞受賞
1975.7 沖縄海洋博で演奏
1976.4 ソビエト公演
1976.11 見砂直照、紫綬褒章受章
1979.4 メキシコ、キューバ、パナマ、ペルー公演
1980.1 解散コンサート終了
1990.6 見砂直照、死去