60408

南国の夜
〜灰田勝彦  アーリー・デイズ
VICG-60408/2000.7.26発売/¥2,400(税抜)
ハワイアン・イン・ジャパン番外編=灰田勝彦のベスト・アルバム! ジャズもタンゴもハワイアンもすべて、「軽音楽」と呼ばれていた時代の国民的大スター・灰田勝彦のハワイアン音楽以外の魅力をすべて集大成! 魅惑のジャズ・ソングから、戦時中ハワイアンが禁止された時代の「灰田兄弟と南の楽団」による南方歌謡のヒット曲まで、もうひとつの日本ハワイ音楽の歴史です。
01. ブルー・ムーン
 02. 薔薇色のえくぼ
 03. いとしの黒馬よ
 04. 牧場の唄
 05. 君を慕いて
 06. 青春のタンゴ
 07. 青春グランド
 08. 燦めく星座
 09. 峠の我が家
10. こりゃさの音頭
11. 森の小径
12. ジャワのマンゴ売り
 13. 新雪
14. 鈴懸の径
 15. バタビヤの夜は更けて
 16. ジャワの夕月
17. 南国の夜
 18. 春ほほえまば
 19. 緑の小径
 20. 憧れの南
 21. 想い出の罌粟 
 22. 小さな花 
 23. ジャワの宝船
 24. 南国の夢

唄: 灰田勝彦(1〜23)、大谷冽子(12)
演奏:紙 恭輔とそのジャズ・バンド(1)
   灰田晴彦とモアナ・グリー・クラブ(4、24)
   灰田晴彦と南の楽団(15、17〜21)


灰田勝彦プロフィール
1911年(明治44年)8月20日ハワイのホノルルで勝太郎・千鶴子の三男として生まれる。二つ年上の次兄は作曲家でウクレレ奏者の灰田晴彦(後の有紀彦)。
1923年(大正12年)日本に移り住む。
1930年(昭和5年)立教大学入学。在学中は、サッカーなどでスポーツ万能ぶりを発揮すると共に、兄の作ったモアナ・グリー・クラブに参加し演奏活動を行う。
1936年(昭和11年)大学卒業と同時に兄のいるビクターの専属となりプロ歌手灰田勝彦が誕生する。デビュー曲は「ハワイのセレナーデ」。以後ハワイアンを主体に流行歌も歌う。ハワイアンでは「真赤な封筒」「お玉杓子は蛙の子」がヒット。流行歌では「燦めく星座」「森の小径」「新雪」「鈴懸の径」「加藤部隊歌」などがヒットする。
1947年(昭和22年)「紫のタンゴ」で戦後の再スタートをきる。「東京の屋根の下」「野球小僧」「水色のスーツケース」などを、昭和20年代にヒットさせる。
1982年(昭和57年)5月脳出血で入院。さらに肝臓も悪くして、10月26日逝去。




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