大竹 しのぶ
愛の讃歌
2016年の紅白歌合戦にて歌唱されるや否や大反響を呼んだ、大竹しのぶの「愛の讃歌」が遂にCD化。「愛の讃歌」は、大竹しのぶ主演の舞台「ピアフ」で披露されていましたが、2011年の初演以来、本楽曲は舞台のみで歌唱され、音源という形では存在しませんでした。今回、紅白歌合戦での大きな反響にも応える形で遂にCD化。カップリングにはベット・ミドラーの名曲「The Rose」を渡辺えり氏による日本語詞で収録。2曲ともスケールの大きなアレンジが施され、「聴く舞台」とも言える仕上がりとなっています。
「愛の讃歌」について…
1950年に発表されたシャンソンを代表するエディット・ピアフの名曲。作曲はマルグリット・モロー、作詞はピアフ自身による。日本語の歌唱としては、岩谷時子の日本語詞により越路吹雪が歌ったものが特に有名だが、数多くの別な訳詩も存在しており、美空ひばり、岸洋子、美輪明宏、近年では宇多田ヒカルなど様々な歌手が様々な訳詞で「愛の讃歌」を歌っている。
大竹しのぶ版の「愛の讃歌」は、舞台『ピアフ』の中で歌われたもので、作詞を松永祐子が担当。今回の日本語詞は、ピアフを演じた大竹しのぶ自身が、ピアフの歌に込めた想いを原型に近い日本語詞で表現するもので、表現者と歌詞が一体となり、『愛の讃歌』の新たなスタンダード=大竹しのぶ版となりうる内容になっています。
【大竹しのぶコメント】
舞台「ピアフ」を演じていて、「愛の讃歌」はずっと舞台の中で歌ってきたんですが、昨年、紅白歌合戦という特別な番組で歌えたのは自分の中ですごく大きな意味があって、年が変わり新しい年が来る時に「頑張って生きていこう」というピアフの思いを伝えられる時間が持てた事がすごく嬉しいなと思います