荻野目 洋子
ヴァージ・オブ・ラヴ (日本語バージョン) [+1]
2010.04.21
アルバム / VICL-70060
¥2,619(税込)
Victor
全編英詞の前作から2ヶ月後に発表された10thアルバムは
グラミー賞 最優秀プロデューサー賞に輝く大御所、
ナラダ・マイケル・ウォルデンがプロデュースした日本語盤。
前作と同じサンフランシスコのターパン・スタジオ録音。
ヒットシングル「ヴァージ・オブ・ラヴ(シングル・バージョン)」を追加収録。
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01
THIS COULD BE THE NIGHT(日本語バージョン)
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02
SOMETHING ABOUT YOU(日本語バージョン)
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03
PASSAGES OF TIME(日本語バージョン)
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04
WICKED(日本語バージョン)
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05
VERGE OF LOVE(日本語バージョン)
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06
POSTCARD FROM PARIS(日本語バージョン)
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07
SWOOPIN'IN(日本語バージョン)
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08
IS IT TRUE(日本語バージョン)
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09
DIZZY, DIZZY, DIZZY(日本語バージョン)
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10
YOU TAKE IT ALL AWAY(日本語バージョン)
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11
ヴァージ・オブ・ラヴ (日本語バージョン)
音楽業界に衝撃を与えた「VERGE OF LOVE」から2ヶ月後、同じトラックによる日本語版が登場した。それが1989(平成元)年2月21日に発売された10枚目のオリジナルアルバム「ヴァージ・オブ・ラヴ(日本語バージョン)」である。
時代は平成へと変わり、20代を迎えた荻野目洋子もまた新たなステージに突入していた。グラミー賞で最優秀プロデューサー賞を受賞した“時の人”ナラダ・マイケル・ウォルデンによる全面プロデュース、さらに初の武道館ライブで音楽的なキャリアを重ねる一方、1年ぶりの主演ドラマ「こまらせないで!」(フジテレビ系)や「とんねるずのみなさんのおかげです」(フジテレビ系)でコント“貧乏家の人々”に挑戦するなど、多方面で才能を発揮し始めたのである。
このアルバムは88年9月にサンフランシスコのスタジオで1ヶ月にわたって録音された。6月の英語バージョンに続く2度目のレコーディング。同じスタッフのもと、同じ楽曲を日本語で表現するという、異例ずくめのプロジェクトであった。
本作はLP9位、カセット15位、CD8位、3アイテムを合算したアルバムチャートで11位を記録。今回の復刻では、ドラマ「こまらせないで!」の主題歌だった「ヴァージ・オブ・ラヴ」のシングル・バージョン(17thシングル/オリコン最高5位)も収録されている。
(解説:濱口英樹)