荻野目 洋子
KNOCK ON MY DOOR [+5]

2010.04.21
アルバム / VICL-70062
¥2,619(税込)
Victor
吉田建をプロデューサーに迎えた12thアルバム。
井上陽水による名曲「ギャラリー」のほか
NOBODY、伊藤銀次、小西康陽らが多彩な楽曲を提供。
ヒット曲「少年の瞳に・・・」を追加収録。
デビュー7年目を迎えた1990(平成2)年8月21日、12枚目のオリジナルアルバム「KNOCK ON MY DOOR」が発売された。前作から9ヶ月。当時の荻野目洋子は、NHK朝の連続テレビ小説「凛凛と」(90年4~9月)に出演し“お茶の間の顔”となっていたが、長期の撮影に忙殺されており、この間にリリースした新曲は井上陽水が提供した20thシングル「ギャラリー」(オリコン15位)のみであった。
このアルバムでは、プロデューサーに吉田建を迎え、作家陣もお馴染みのNOBODY以外は大幅に刷新。吉田建、伊藤銀次、亀井登志夫、サエキけんぞう、小西康陽、鈴木さえ子など日本を代表するミュージシャンたちが、ポップセンスあふれる多彩な楽曲を提供している。ディレクターはのちにSMAPを手がけることになる野澤孝智(ビクター:当時)。シングルとして先行発売された「ギャラリー」は別バージョン(FANTASY Mix)を収録している。
本作はアルバムチャート5位(CD5位、カセット20位)を記録、1年半ぶりのTOP10入りを達成している。CDはハードカバーケースにブックレット型歌詞カードを収納する形で発売されていた。なお今回の復刻では、21stシングル「少年の瞳に・・・」(オリコン24位)など5曲がボーナス・トラックとして収録されている。
(解説:濱口英樹)