THE STREET BEATS
ETERNAL ROCK

スタジオ録音のオリジナルフルアルバムとしては2001年の『RED HOT BLOOD』以来3年5ヶ月ぶり。通算17作目となる本作で展開されるのは、ロック本来の持つヒリヒリするような熱さや鋭さ、ゾクゾクするような緊迫感、溢れ出んばかりの衝動や高揚感といった、ロックの本質そのものとも言える魅力に溢れたソリッドで強力なロックンロール。加えて珠玉のバラード群、自らの姿勢と人生観を映し出す詞とメロディ、そしてタフで骨太なバンドサウンドが光る。結成20周年を経てなお進化を続けるその姿勢と生命力が、歌、サウンドともにより揺るぎない強靭さを増した唯一無二のロックンロールアルバムを完成させた。長きに渡り自らの姿勢を貫き生き抜いてきたバンドだからこそ、"終わらないロックンロール"、"鳴り止む事ないロックンロール"というフレーズが真の説得力を持つ。これこそがこのアルバムの本質であり、ひいてはTHE STREET BEATSがこの先もさらに自らの姿勢を貫きロックンロールで転がり続けていくという事を高らかに宣言したとも言える金字塔的なアルバムとなっているのだ。