千住 真理子(ヴァイオリン)
MARIKO SENJU
シベリウス & チャイコフスキー ヴァイオリン協奏曲
Sibelius & Tchaikovsky Violin Concertos

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01
第1楽章 アレグロ・モデラート(シベリウス:ヴァイオリン協奏曲 二短調 Op.47) 1st mov. Allegro moderato
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02
第2楽章 アダージョ・ディ・モルト(シベリウス:ヴァイオリン協奏曲 二短調 Op.47) 2nd mov. Adagio di molto
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03
第3楽章 アレグロ・マ・ノン・タント(シベリウス:ヴァイオリン協奏曲 二短調 Op.47) 3rd mov. Allegro, ma non tanto
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04
第1楽章 アレグロ・モデラート(チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲 二長調 Op.35) 1st mov. Allegro moderato
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05
第2楽章 カンツォネッタ:アンダンテ(チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲 二長調 Op.35) 2nd mov. Canzonetta:Andante
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06
第3楽章 アレグロ・ヴィヴァチッシモ(チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲 二長調 Op.35) 3rd mov. Allegro vivacissimo
千住 真理子(ヴァイオリン)
MARIKO SENJU, violin
ヴラディーミル・ヴァーレック指揮
VLADIMIR VALEK, conductor
チェコ・ナショナル交響楽団
CZECH NATIONAL SYMPHONY ORCHESTRA
収録楽曲と作曲家について:
シベリウス(1865―1957)は北欧フィンランドの大作曲家。その本領は管弦楽曲に示されており、独自の個性は他の追随を許さない。しかし、このVn協奏曲も彼特有の内面性が色濃く表されている。Vn用の作品を数多く残したが、その大部分は小品で協奏曲はこれ1曲。
ロシアの大作曲家、チャイコフスキーは保養先のスイス・クラランでラロの「スペイン交響曲」に刺激されて作曲したと伝えられる。曲は民族的な性格、すなわちスラヴ的な特徴を濃厚に表し、そこに華麗な技巧と独自の叙情性を巧みに融合した傑作。