UA
KABA
カバーアルバムのタイトルは『KABA(カバ)』。
今回の『KABA(カバ)』はUA本人による選曲。UAが学生時代から歌ってきた曲を中心にセレクト。その選曲は、まずピンク・レディーの『モンスター』。1978年6月にリリースされた8枚目のシングル曲は当時ピンク・レディーとしては5作目のミリオンセールスを記録し、言わずと知れた代表曲。次に、薬師丸ひろ子『セーラー服と機関銃』。赤川次郎の長編小説代表作が1981年に映画公開され、その主題歌として多くの日本人の記憶に残る名曲。そして、荒井由実の『きっと言える』。1973年にリリースされたセカンドシングルは、2002年に飲料商品CMソングに選ばれるなど、時代を超えて語り継がれている。さらに、HIS(ヒズ)『夜空の誓い』。HISは1990年にイベントで共演した故・忌野清志郎と坂本冬美が、細野晴臣をプロデューサー兼メンバーとして迎えて誕生した伝説の音楽ユニット。1991年に発表したアルバム『日本の人』に収録されたのが『夜空の誓い』だ。今回のカバーにはベースにオリジナルメンバーの細野晴臣が参加、そして甲本ヒロト(ザ・クロマニヨンズ)がボーカル参加、UAとのデュエットを奏でている。
UAは今回の選曲に関して、次のように語っています。
「『モンスター』は小さい頃とにかく大きな声で歌いたかったのに、家や学校ではそれが出来ず、公園で友達と2人でブランコに乗りながら大きな声で歌っていた。『セーラー服と機関銃』は小学生の時にエレクトーンで弾いたりしていた。髪型もまねしたくなったりした。ユーミンもこの曲もやりたいと思ったし、HISに関してはアルバム『日本の人』が以前から好きで『夜空の誓い』を歌いたいと思った」
この他にも『KABA(カバ)』にはレッド・ホット・チリ・ペッパーズやレディオヘッド、ビョーク、アレサ・フランクリンといった洋楽アーティストの代表曲を含む全15曲収録予定。