大萩 康司(ギター)
Yasuji Ohagi
ブルー
BLEU
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01
トッカータ・イン・ブルー(ドメニコーニ) Toccata"in Blue"
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02
亡き王女のためのパヴァーヌ(ラヴェル/編曲:ディアンス) Pavane pour une infante defunte
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03
美しき暗殺者(ムートン/編曲:イエギン) La belle homicide
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04
I. クリマツォニィー(ディアンス:ヴィラ=ロボス讃歌) I. Climazonie
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05
II. 性格的でバッハ風の舞曲(ディアンス:ヴィラ=ロボス讃歌) II. Danse caracterielle et Bachianinha
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06
III. 郷愁のアンダンティーノ(ディアンス:ヴィラ=ロボス讃歌) III. Andantinostalgie
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07
IV. トゥフー(ディアンス:ヴィラ=ロポス讃歌) IV. Tuhu
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08
グノシェンヌ 1番(サティ/編曲:ディアンス) Gnossienne n1
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09
I. 前奏曲(モンポウ:コンポステラ組曲) I. Preludio
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10
II. コラール(モンポウ:コンポステラ組曲) II. Coral
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11
III. ゆりかご(モンポウ:コンポステラ組曲) III. Cuna
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12
IV. レシタティーヴォ(モンポウ:コンポステラ組曲) IV. Recitativo
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13
V. 歌(モンポウ:コンポステラ組曲) V. Cancion
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14
VI. ムニェイラ(モンポウ:コンポステラ組曲) VI. Muneira
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15
皇帝の歌(ナルバエス) Cancion del Emperador
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16
サラバンド(プーランク) Sarabande
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17
ハシント・チクラーナ(ピアソラ/編曲:ウルクズノフ) Jacinto Chiclana
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18
タンゴ・アン・スカイ(R.ディアンス) Tango en skai
今回のアルバム「ブルー」はパリのコンセルバトワールに第1位で入学を果たし、2001年ギター科を卒業。続いて古楽、バロック・ダンス、室内楽、合唱、和声学、楽曲分析を専攻中の大萩がパリでの6年間の音楽生活の成果を表わしたものです。
収録されているのはフランスの作曲家及びフランス音楽の影響を受けた中南米やスペイン等の作曲家の作品です。すなわちフランスのラヴェル、サティ、プーランク、15世紀のデュプレ、17世紀のムートン、パリで才能を開花させたアルゼンチンのピアソラ、またコンセルバトワールの現教授でチュニジア生まれのディアンス、スペインのモンポウ、イタリアのドメニコーニの作品です。又、ピアソラの「ホアキント・チクリアーナ」曲は編曲者であるブルガリアの作曲家アタナスが大萩に献呈したものです。
そして今回はゲストなしの完全ソロ・アルバムです。
今回のアルバムはパリ滞在中に旅したモロッコ、イギリス、イタリア、ベルギー、ドイツでの様々な音楽的体験が、演奏により深みを与えています。そしてまた挑戦し続ける大萩康司のフランスでのさわやかな生活ぶりが感じ取れるアルバムに仕上がっています。