FRIED PRIDE
FRIED PRIDE
FRIED PRIDE

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01
LOVE FOR SALE LOVE FOR SALE
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02
IF IF
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03
LATELY LATELY
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04
THE MAN I LOVE THE MAN I LOVE
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05
'ROUND MIDNIGHT 'ROUND MIDNIGHT
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06
MORNING MUST COME MORNING MUST COME
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07
LOUISIANA SUNDAY AFTERNOON LOUISIANA SUNDAY AFTERNOON
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08
'S WONDERFUL 'S WONDERFUL
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09
JUMPIN' JACK FLASH JUMPIN' JACK FLASH
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10
CALLING YOU CALLING YOU
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11
PARADISE PARADISE
キュート&パワフルなShihoのボーカルと、歌心あふれるYOKOTAのギターが絶妙にブレンド。
おなじみのスタンダード・ナンバー以外にも、「Lately」「If」「Jumpin' Jack Flash」など、幅広い選曲でジャズ・ファンはもちろん、ポップス好きにもお薦め。
収録曲の内訳は、大別するとスタンダードが4曲、ポップ系ナンバーが5曲、オリジナルが2曲という構成だが、ポップ系作品の中には「ルイジアナ・サンデイ・アフターヌーン」のように現代生まれのジャジーな1曲もあり、「フライド・プライド」のレパートリーの幅広さが遺憾なく発揮されている。
(収録楽曲について)
1.ラヴ・フォー・セール
1930年にコール・ポーターがミュージカル「ザ・ニューヨーカーズ」に書いた作品。「恋の売り物」とあって女性ジャズ (系)歌手の録音が多い。またチャーリー・パーカー以来モダン・ジャズメンが好んで取りあげる作品でもある。
2.イフ
1971年に故ペリー・コモが歌ってヒットした。「アイ・シンク・オブ・ユー」の中の1曲でデイヴィッド・ゲイツの作品。
3.レイトリー
多くのシンガーが取りあげているスティーヴィー・ワンダーのソウルフルなバラード。80年の「ホッター・ザン・ジュライ」の中の1曲である。
4.ザ・マン・アイ・ラヴ
1924 年にジョージ・ガーシュウィンが作曲した。ミュージカル「レディ・ビー・グッド」の挿入歌のはずだったが何故か使われず、その後になって人気がでた。作曲者死後の50年代に何度か映画に用いられている。
5.ラウンド・ミッドナイト
ジャズの歴史上に大きな足跡を残したピアニストの中で、最も異色かつ孤高の存在だったのがセロニアス・モンク。死後に始まった再評価の波はいまだ衰えない。これは彼の比較的初期に属する美しい短調のバラードで、1944年の1作である。
6.モーニング・マスト・カム
ギターの横田が作曲したオリジナル(詩は福田美環子)。「フライド・プライド」のライヴで人気の高いラヴ・ソングだ。
7.ルイジアナ・サンデイ・アフターヌーン
1988年の「トーキン・バウト・ユー」でダイアン・シュアが歌ったソウルフルな新曲。以後ステージで歌う度に喝采を博し、今でも彼女の十八番である。
8.ス・ワンダフル
2つめのガーシュウィン作品。1927年のミュージカル「ファニー・フェイス」に挿入された。映画「ラプソディー・イン・ブルー」に?の「ザ・マン・アイ・ラヴ」とともに用いられた1曲でもある。Shihoのジャズ・センスが最良に発揮されていて、彼女のスキャットやパーカッションとのスリリングな掛けあいが聴き物となっている。
9.ジャンピング・ジャック・フラッシュ
1968年に年にローリング・ストーンズが放ったシングル・ヒット。むろんミック・ジャガーとキース・リチャードの作品だが、「フライド・プライド」独特の味付けと横田のパワフルなソロが楽しめる。
10.コーリング・ユー
日本でも話題となった87年公開のドイツ映画「バクダッド・カフェ」の主題歌としてボブ・テルソンが作曲。ジュヴェッタ・スティールの歌ったこの主題歌は89年度のアカデミー賞主題歌賞にノミネートされた。歌唱力を問われる1曲で、ステージではギターとのデュオで歌うShihoの力量と自信をうかがうことができるだろう。
11.パラダイス
本作2曲目のオリジナル。6と同じコンビによる作品で、Shihoがいま一番好きな曲の1つといって歌っているラヴ・バラードである。