芸能山城組
GEINOH YAMASHIROGUMI
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2025.03.19
芸能山城組、全世界サブスク配信決定!
芸能山城組の一連の作品が2025年3月19日を皮切りに順次、全世界サブスクリプション配信されることが決定した。
今回配信されるのは衝撃の1stアルバム「恐山/銅之剣舞」から1990年にリリースされた「翠星交響楽」まで、ベストアルバム「芸能山城組入門」を含む11作品。3月19日に6作品、3月26日に5作品が発売予定。その内、デビューアルバムから5作目のライブアルバムまでは、音楽評論家の中村とうようがプロデュースし、6作目以降は、芸能山城組の組頭 山城祥二がプロデュース。
コズミックスケールの超現実仮想空間、土俗的祝祭世界から日常体験まで変幻自在の世界観で音楽性を構築してきた。90年代以降のワールド・ミュージック・ムーブメントに先駆けて、ブルガリア合唱、バリ島のケチャやジェゴク、ガムランやアフリカの民族音楽を取り上げるなど、その先見性も評価されている。さらに日本の伝統芸能である能、声明なども取り入れた無国籍かつジャンルレスな作品は他に類を見ない。
昨年から発売され絶賛を博している「AKIRA REMIX」をきっかけに、待望の全世界サブスクリプション配信が実現。芸能山城組の類稀なる作品を是非、聴いて頂きたい。
なお、上記の配信商品に先駆けて、以下のハイレゾ4作品も好評配信中。
◆輪廻交響楽ハイパーハイレゾエディション
◆恐山/銅之剣舞
◆ブルガリアン・ポリフォニーI
◆チベット密教 極彩の響き
※上記の作品は、芸能山城組組頭 山城祥二が制作したハイパーハイレゾ音源。
ハイパーハイレゾ音源に豊富に含まれる人間には聴こえない超高周波には、基幹脳の血流を増大させて心身を健やかにするとともに音の魅力を増す効果(ハイパーソニック・エフェクト)があることが実証されており、そのリアリティ、感動の深さは圧倒的。ハイパーハイレゾ音源の試聴を推奨します。
その他の芸能山城組作品、JVCワールドサウンズシリーズについても、ハイパーハイレゾ化が計画中。
高周波がカットされているCD音質の音源は、生活音など超高周波の音を豊富に含んだ環境でお楽しみください。
ハイパーソニック・エフェクトについては詳しい説明を記した以下のサイトをぜひご覧ください。
https://www.yamashirogumi.jp/research/research-2-1.html
【配信商品概要】
●2025年3月19日(水)発売 6作品
1.恐山/銅之剣舞(1976年)
2.地の響 東ヨーロッパを歌う(1976年)
3.やまと幻唱(1977年)
4.黄金鱗讃揚(1978年)
5.芸能山城組ライブ~”開かれた合唱”十年の展開(1978年)
6.少年達への地球讃歌(1979年)
●2025年3月26日(水)発売 5作品
7.シルクロード幻唱(1981年)
8.アフリカ幻唱(1982年)
9.輪廻交響楽(1986年)
10. 翠星交響楽(1990年)
11.芸能山城組入門(1988年)
音楽ストリーミングサービスおよびiTunes Store、レコチョク、moraなど主要ダウンロードサイトにて3月19日及び3月26日、一斉配信開始予定※対応ストリーミングサービス:Apple Music、LINE MUSIC、Amazon Music Unlimited、AWA、KKBOX、Rakuten Music、TOWER RECORDS MUSIC、Spotify、YouTube Music
【配信商品 収録内容】
1.恐山/銅之剣舞(1976年)
ニューエイジ・ミュージックにはるかに先駆してマルチジャンル音楽を樹立し、いち早くサウンド・アートの名を冠した芸能山城組衝撃のデビュー盤。人間の肉声と電子音が融合しロック・呪術・前衛音楽などと渾然一体となって混迷の70年代を切りさいたその音はいまなお先端的。井上堯之、速水清司、大野克夫他が参加。中村とうようプロデュース作品。
2.地の響 東ヨーロッパを歌う(1976年)
あのブルガリアン・コーラスをはじめて日本に響かせた記念碑的名盤。さらに、グルジア(現ジョージア)、ロシアなど知られざる東ヨーロッパの合唱の魅力を、西洋音楽の発声から脱却した魂にしみとおる民族の声で多彩に展開。中村とうようプロデュース作品。
3.やまと幻唱(1977年)
日本伝統の声で現代合唱を創るというわが国楽壇百年の宿願を達成。「合唱刈干切唄」「咒陀羅秘行」「山城節”狸”」など、幻想の"ニッポン”をうたうヴァーチャル・サウンドの魅力は究極的。創造性溢れる山城祥二の編曲はブルガリアン・コーラスの父フィリップ・クーテフに比肩する世界を切り拓く。大野克夫、安川ひろし、長岡道夫、松岡直也他が参加。中村とうようプロデュース作品。
4.黄金鱗讃揚(1978年)
神秘のハーモニーが大反響を捲き起こしたCM音楽 「クリネックス」、ロシア正教会の典礼音楽形式によるパロディーコーラス「黄金鱗讃揚(おうごんりんさんよう)」、ルネサンス期の「アベ・マリア」など、山城組のレパートリーの多様さを示す意欲作。オリジナルアナログ盤は45回転ダイレクトカッティング。中村とうようプロデュース作品。
5.芸能山城組ライブ~”開かれた合唱”十年の展開(1978年)
芸能山城組10周年記念公演を収録した唯一のライブ盤。10年間の軌跡をたどり地球各地の合唱とオリジナルの代表曲を網羅し、臨場感あふれる演奏と相まって日本レコード大賞企画賞を受賞。「恐山」に村上秀一、和田アキラ、渡辺建、伊藤幸毅他が参加。中村とうようプロデュース作品。第21回日本レコード大賞企画賞受賞(1979年)。
6.少年達への地球讃歌(1979年作品)
1979年の国際児童年を記念して制作。わらべうたをはじめアフリカ大地の歌のメドレー、パンタ&HALを迎えて当時のヒットソング 「宇宙戦艦ヤマト」「春一番」「ガンダーラ」を山城流にアレンジするなど斬新な内容の異色作。
7.シルクロード幻唱(1981年)
広大なユーラシア大陸を横断するシルクロード。 その悠久の流れをたどる音楽の旅。 台湾先住民、ベトナムの民謡、 ラダック密教、イスラム神秘主義、コルシカ島、ブルガリアン・ポリフォニー。野性と神秘が共存する合唱をたゆまず歌いつづける栄光の軌跡。
8.アフリカ幻唱(1982年)
合唱の宝庫アフリカ大陸の音を瑞々しくよみがえらせた空前のアルバム。モロッコ、エチオピア、タンザニア、ボツワナからザイール(現コンゴ民主共和国)のピグミーまで意表をつく合唱の曼陀羅。必携の幻唱シリーズ、アフリカ編。
9.輪廻交響楽(1986年)
東洋の輪廻思想を主題にCDフォーマットを極限まで駆使、録音芸術の分野に新たな地平をひらいた山城祥二のオリジナル作品。地球上のあらゆる現実音とあらたな電子音を融合させ、エコロジカルなシンフォニー (Ecophony)を誕生させた芸能山城組の決定盤。本作を聴いた大友克洋が、アニメ映画『AKIRA』での楽曲使用を希望したことで、山城組がその楽曲を演奏することになった。林立夫、浦田恵司、難波正司、森下登喜彦、今剛他が参加。
10.翠星交響楽(1990年)
1990年「国際花と緑の博覧会」のメインイベントとして世界の絶賛をあびたランドスケープ・オペラ”ガイア”のために創られた山城祥二オリジナルの超大作。ガムランやシンセサイザーを駆使して、母なる地球ガイアの黎明から未来への讃歌までを壮大に描き出すスペクタクル・エコフォニー。今剛、森下登喜彦、難波正司、山木秀夫他が参加。
11.芸能山城組入門(1988年)
芸能山城組の集大成といえるベスト・セレクションにして絶好の入門編。衝撃のデビュー作「恐山」から話題のブルガリアやジョージアの合唱、そして「輪廻交響楽」抜粋まで、72分に収録されたエッセンスが光彩を放つ。