琴音
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2019.08.01

1stシングル「今」オフィシャルインタビュー第1弾が公開!

17歳の高校生シンガーソングライター琴音が8/7に1stシングル「今」をリリース!
オフィシャルインタビューを3回に分けて公開していきます。本日は第1弾をお届け!

■□■「今」インタビュー Part1■□■




――17歳、高校3年生になった琴音さんの“今”の苦悩や葛藤、率直な心境が描かれている新曲「今」を聴いて、ハッとさせられる部分がありました。特に歌詞には、これまでにはないトゲのようなものを感じたんですが。

琴音「そうですよね。私はずっと温かみが出るような曲を作っていきたいなと思っていて。もちろん、この曲にも温かみはありますけど、温かみ以上に強さや鋭さみたいなものに重点を置いた曲になってるなって思います」


――特にサビの最後に出てくる<変わるものなんてくだらない><正論なんてつまらない>というフレーズです。

琴音 「強いですよね。振り切った表現だと思います。実際、変わっていくことによって、いいこともあるとは思うんですけど、自分が<変化するもの>を考えたときに、気持ちとか、人間関係とか、周りの評価とか、簡単に変わってしまうものが頭に浮かんでいて。それって、言うて、しょうもないことだなと思って(笑)。そんなものに縛られるくらいなら、好きにやればいいんじゃないかっていうのが自分の中にあって」


――それは、自身の音楽に対しても感じてることですか? メジャーデビュー後、周りの環境は大きく変わりましたよね。

琴音「ああ、そうですね……。自分は頑固なところがあるので、自軸となる部分は変えたくないし、保持していきたい。1曲1曲で、こうしたいっていうものがあって、それを上回るものが出るまでは譲らないっていうのがありますね(笑)」


――<くだらない><つまらない>という言葉には今までにない怒りというか、反発のようなものを感じました。

琴音「抵抗感はあると思います。メジャーデビューして、より表立った部分で歌っていくようになって。これまでもいろんな人の助けを借りて、音楽活動やってきていたんですけど、その時以上に多くの人に注目されたり、いろんな他の人が関わってきたりするようになって。そこで、他の人からも身内のスタッフからも『こういうもんだから』って言われることが多くなったんですね。『こういうもんだ』ってどうなんだ? って思うことがたくさんありますね。とりあえず、自分が思うようにやってみて、そこで、うまくいったことも、うまくいかなかったことも、きっと自分の身になると思うし、『こういうもんだ』が全ての人に当てはまるかどうかは違うと思うんですね。だから、たとえある程度、的外れだったとしても、これが自分だって思えるものを発信していきたいし、そういう風に生きていきたい。一般論にとらわれすぎないほうが、その人らしい生き方ができると思うので、そういう気持ちがこもっているフレーズではあると思います」






――その一方で楽曲自体からは大きな変化も感じています。いわゆるアコギ弾き語りのシンガーソングライターの枠だけでは収まりきらないスケール感があって。

琴音「いろんな曲を聴くようになったので、前よりは視野が広がったかなと思います。吸収するものが増えた分、思いつくメロディラインや音域も広がったとは思いますけど、実際に変わったかどうかは自分ではわからなくて。この曲はAメロとサビが交互に繰り返されるだけの構成になっているんですけど、自分の頭の中で、Aメロを極力抑えて、サビで爆発する曲っていうイメージが浮かんで。アレンジャーさんとも何度か話し合ったんですけど、歌声もサウンドも一気に大きくなるような感じでっていう方向性でまとまるのはすごく早かったですね」


取材・文/永堀アツオ
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Part2 はこちら

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